第2回東京ヒルクライムNARIKIステージ result 00:23:06

はしってきたよ。都内で唯一のヒルクライムレース。都内走るのに車で会場に行きたくないみたいな、変なこだわりで三鷹から青梅の会場まで多摩川サイクリングロードを経由して自走。なんか湿度高いし西の空が黒いなぁと思っていたら、国立あたりから雨ががががが。

めげずに自走。多摩川サイクリングロードは睦橋から先は行ったことがなかったので不安だったけど、Garminがあるから大丈夫!とかおもったけどそこはカーナビではなくてあくまでもサイクルコンピュータなので結構辛い。地図だけでも日本語表示できてほしいなぁ。や、GPS地図があるだけで心強いのは間違いないのだけど。 
途中、サイクリングロードの連結で彷徨いつつ、奥多摩街道に乗り換えて東青梅駅へ。そこから入った成木街道は東京都っぽくなくナイスな道でぼちぼち楽しい。だいたい3時間弱ぐらいで会場についた気がする。 

会場についてゼッケンとか記念品の自転車ジャージとか一式を袋でもらったのだけど、こちとら自走で荷物の置き場所がないの刑。予想はしてたけど仕方がないのでオフィシャルの人に聞いて袋はスタート地点周辺にいったん置かせてもらった。道幅が狭いのもあるけど、なんか人と自転車の密度が異様な光景。 


で、ゼッケン#160の僕は10時5分にスタート。コースはなんというか「ウホッ!いい林道っ」。普段車は殆ど入ってこないらしく、苔でスリップしやすくなってたり。そうでなくても雨に濡れたクレーチングで盛大に滑るので、雪道の運転のごとく急のつく操作はしないように....ってそんな余裕ねぇ!オラなんだかワクワクハァハァしてきたぞっ! 

前半の斜度はだいたい7%〜11%なんだけど1.6km付近に16.8%の坂が。久しぶりに「これはダメかも〜ってか限界?限界?アーッ!」な坂を、足ついたら終わりだメソッドでおいしくいただいた感じでなんとか踏んばりながらも、39x25までのギア比に絶望する。 

後半からのはだいたい10%〜13%前後の繰り返しになって、より「アーッ!」な感じに。後半一番スピード出せて時速12km/hってどーいうことだ。ケイデンスも40rpmを切るぐらいにおちちゃって、なんかもう自転車乗ってる気がしない。今の僕の筋持久力だと前34Tにするか後ろ27T入れるか、もしくは両方しないとダメッポだなぁ。 
でも後半の落差のあるヘアピンや、霧の立ちこめた深い林がなかな印象的で癒される。嘘です。そんな余裕ありません。途中後ろから「Orcaファイトー!!」と同じOrca乗りの人に声かけられつつぶち抜かれる。「うぉっしゃー!」ぐらいの勢いで返事して後ろにつければ本物ですが、出てきた声が「うにーっ!」。意味が分かりません。 

でまぁ結局23分06秒でゴール。例によって推定200wattちょいの予想通りのタイム。順位的には総合で202/403位と丁度真ん中。トップタイムは15分台。近くて遠いなぁ。例によってリザルトから度数分布図つくってみたら最頻値が21分台と19分台に。20分切りの魔力? 

ゴール後はスイカを喰らったりで時間をつぶす。コースが狭いので、全員がゴールするかリタイアするまで下山できないのです。しかもゴールの先は行き止まりで、スタート前以上の人と自転車の密度。で、下山は下山で、登りですらズルズル滑ってたので下りで調子こいたら大変なことになりますよ、ということで皆さん1列で30分ぐらいかけて下山。 
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今年は落車はあれども事故らしい事故がなかったらしい。で、じゃんけん大会でジャガイモ1kgをもらって家路に。 
終止雨だったので帰りはもう修行。走ること自体は辛くないんだけど、雨で路面のμが低くてこわい。マンホール怖い。多摩川サイクリングロードに入ったときはなんか天国に来た気がしました。 

月並みな表現ですが、地元と密着したアットホームですてきなイベントでした。来年も来たいです。