トレーニング科学 最新エビデンス +1冊

今週は喉の風邪をひいてしまい月曜からトレーニングできなかったので、腹いせにLevel 4で20分のワークアウトを2本...とおもったけどあきらかに呼吸抵抗が大きくて15min@L4 + 5min@L4で終了。と、落胆しつつ昨日Amazonさんで買った本が届いたのでサクッと読んでみた。

トレーニング科学 最新エビデンス
トップパフォーマンスへの挑戦
一冊目は「トレーニング科学 最新エビデンス」(2008年, 安倍孝編, ISBN978-4-06-280653-4)こちらはなかなか面白かった。比較的最近の研究を元に、トレーニングの効果や方法論についてその論拠を解説している。個人的には鹿屋体育大学水泳部の組織的な取り組みと、トレーニングプログラムの例の詳解が興味深かった。全体的に網羅性は高くないけど簡単に読み進められるし、ある意味誠実な作りなのでのでおすすめ。

もう一冊の「トップパフォーマンスへの挑戦」(2007年, 早稲田大学スポーツ科学学術院編, ISBN978-4-583-10015-9 )は「運動経験のまったく無い人がスポーツを指導する立場に立つことになってしまった時、とっかかりのマインドセットを獲得するために読むいくつかのうちの一冊」という感想。この本を企画した人や執筆した人たちが書籍としてまとめたかった内容は本当にここだったのだろうか?という疑問が抱きながらも最後までちゃんと読んだんだからねっ ←ツンデレ
タイトルから「スポーツの現場での、トレーニング計画の立案と修正」的な内容を勝手に期待して買っていたので、そのギャップというか反動でこういう評価になったのかなという気もする。