知的アスリートのためのスポーツコンディショニング


本屋でナニゲに見かけてナニゲに購入した新装版 知的アスリートのためのスポーツコンディショニング。一流のアスリートは他人に頼らず自分でコンディションを作れる人だ。というメッセージを掲げ、トレーニングの過程で必ずと出会う故障や怪我に具体的にどう対応するのか?という本。

基本的には故障を未然に防いだり故障しにくくするための方法論や、捻挫や肉離れといったカジュアルな怪我が具体的にどういうものでどう対処すべきものなのか、といった話しが普通の人にもわかりやすい言葉でコンパクトにまとめられている。


僕は自分では「若者」だと思ってるけどいい加減「若者」と言える年でもない故、トレーニングのメインセッションはともかく、トレーニングからのリカバリ(回復)をどれだけ積極的に取り組むかってところが、自転車とそのトレーニングを効果的にかつ長く続けるために重要だと思ってます。
当たり前にクーリングダウンもするし、シャワー浴びながらマッサージもするし、トレーニング直後と就寝前にストレッチもする。トレーニング後に明らかに痛みが出ているときはアイシングもする。それでも負荷の高いトレーニングが続くとハムストリングスが目に見えて張ってくるし、その状態でジョギングとか慣れないことすると一発で肉離れをおこす(去年は2〜3回同じことをやらかした)。ってことは他にもリカバリーのためにできることはあるんじゃないか?そんな気持ちで買ってみたらスゴく新しいことは書いてはいないけれど、個別の要素としててみていたアイシングやストレッチや筋力トレーニングを「コンディショニング」のために統合して取り組む、という視点で書かれたこの本はとても興味深く読むことができた。

ってまぁ、僕の場合はまず早く寝る、ってのができてない時点で既に負けなんですが...

あえてツッコミ入れるならば、副題?の「知的アスリートのための」はやや狙い過ぎじゃないかなぁ(笑)