山岳TTのコースプロファイル情報はどうあるべきか?

表富士自転車登山競走大会の前夜祭は雨のため無し。早くホテルに入ってヒマだったのでツール・ド・草津の時に採ったgpsのログから、TT区間の1kmごとの勾配の分布を描いてみた。


たとえばスタートして1kmまでの区間はこんなの。
2〜3kmの区間は偏りが少なくなって、
4〜6kmの間はだいたい5%ぐらいの勾配が中心。
7〜8km区間も2〜5%までの比較的緩めの勾配で構成されてるけれど...
9km目の区間で8%がダントツに多くなる。
10kmの区間は前半よりもやや急になって7%の勾配が中心になるうえに、ところどころ10%。
で、最後のゴール直前では2〜4%の勾配で構成されてる。


みたいな。

勾配については走行中1秒間隔で記録した緯度経度と標高のログを処理して、10m間隔の平均勾配を出して使ってます。もしかすると50mとか100mのもうちょっと長い区間の平均勾配をとらないと体感と一致しないかもしれないけど、それは追々。
ちなみにこれらをA4一枚のPDFにまとめてみたので、よろしければどうぞ。


あー、それぞれの区間の標高も書いておけば良かったかも。明日の表富士自転車登山競走大会のコースでも同じようにデータを処理してみようと思ってるです。

ヒルクライムのコースプロファイルの情報って距離対標高の図と平均・最大斜度ぐらいしか流通してなくて、もうちょっと情報欲しいなぁと思ってます。殆どの場合それで十分だとは思うんだけど、知らないコースのペース配分のネタとしてシーケンシャルに覚えられそうなこういう図になってると良いのかなとオモタ。
で、この度数分布で示すやり方でもある程度役に立ちそうな気がするけど、欲を言うとどんな周期でどんな振幅で勾配が変化するのか etc...コースプロファイルを表現する情報ってもっともっと沢山あると思う。うーん、登坂するライダーのフィジカルとメンタルをサポートできる情報ってどんなものなんだろう?