美ヶ原対策(軟弱インドアサイクリスト版)

今年はツール・ド・草津、つがいけサイクル、ツール・ド・美ヶ原、Mt.鳥海といったかんじで走ったことない初体験コースがいっぱい。で、ホントはRoppongiExpressさんみたく近いシチュエーションで対策できればいいんだけど、やっぱり走ったことないコースの案配をソラで予測するのはむずかしいなぁ、というわけでインドアサイクリストらしくALPSLAB routeでコースをつくって、それをネタに物理シミュレーションして案配を知ろうという試み。
ライダーが発揮する駆動力から自転車の転がり抵抗、空気抵抗、勾配抵抗を差し引いて、あまった駆動力から加速度(と加速抵抗)を得るモデルを、GPXから得た距離・勾配データの上で走らせたシミュレーション。黄色はコースの標高で、青の線が自転車の速度。
この結果からギア比や、トレーニングすべきケイデンスとその周期性があるていど見いだせるのではないかと期待してみるテスツ。Training and Racing with a Power meterのLevel 4 Ride Dみたく、L4内でケイデンスを下げて維持〜上げて維持を繰り返す類いのワークアウトに落とせるといいかなと思ってる。なんかそのうちコンピュトレーナー欲しいとか言い出しそうな気がしてきた...

コースの平均勾配と距離と、装備重量etc...を元にヒルクライムのタイムを評価・予測できるWebサイトがいくつかありますよね。ただし、ツール・ド・美ヶ原とかみたくアップダウンのあるコースは細かく分割したりしないとうまく計算できないし、そもそもマンドクサイ。標高のログがとれるサイコンで記録して回っても良いけど、ALPSLAB routeなら走ったことないコースのGPXファイルを得られるのでそれを入力にした方がいいかなと思ってとりあえずつくってみた。

まだGPXから得た勾配の平均化処理が粗いし、物理モデルもなんか怪しい。けど、Mt.富士ヒルクライム走り終わった来週あたりにでもWebから誰でも使える状態にするつもり。ちなみに今週末のMt.富士を走らせるとこんな感じになった。
タイムはまぁ卓上のアレってことで(笑) 生身のオレはこのパワーを維持できるのか?というあたりがキモですわねぇ。とはいえ今年は申告タイム01:15:00で申し込んでたのでこのシミュレーション結果を目標に頑張ってみよう。ってかPower見ないでもGarminのVirtual Trainerにこのデータ入れとけばいい気がしてきた。

参考までにツール・ド・草津のシミュレーション結果。奇跡的に今年走った実際のタイムと同じ。
ヤビツ峠(名古木から)。あくまでもシミュレーション :-)
都民の森。あくまでも(以下略)
矢島カップMt.鳥海バイシクルクラシック1日目。(略

と、「そんなプログラム書いてるヒマあったら走れよ!m9(^Д^)プギャー」、って声が聞こえて気がしそうな気がしますが多分気のせい。