標高で大気密度を補正するの忘れてた

脳内サイクリングの乗鞍のシミュレーション結果がなんかキモイなと思ったら、大気密度の補正をするの忘れてた。厳密に計算しようとするとなにげにメンドクサイので次の式でザックリ計算

P0 = sea level pressure[hPa]
T0 = sea level temperature
E = elevation
P = P0 x (1 - 0.0065 x E / (T0 + 273.15)) ^ 5.257
T = T0 - 0.0065 x E
AirDensity = P / (2.87 x (T + 273.15))

これをシミュレーション中に逐次計算して大気密度を求めて空気抵抗の計算に使用するように変更しました。(いまのところRev.1の方だけ)
今までは大気密度を1.226kg/m^3固定で計算してましたが海面気圧を1013.25hPaで同気温を15度とすると、標高1460〜2720mの乗鞍を走行中には大気密度が1.062〜0.935kg/m^3になります。あ、イベント当日はもっと気温が高いのでもうちょっと密度が下がります。まぁ気圧も日々変わるので平均値で良いんじゃね? ←てきとうだ

ってなわけで大気密度の補正を入れると、余裕で1分ぐらいタイムが短縮されるというすばらしいオチに。

という作業をシクロチャンネルのTeam CSC風同実験動画をハァハァして見ながらやっていた今日この頃。あっさりとしたムービーだけど風洞実験もやるのはいろいろ手間がかかるんだろうな。1ポジションあたり1分間計測って言ってたけど、それを同じ条件で何回実施するんだろう?
ポジションを最適化して1時間あたり-60sec短縮(@48km/h)ってことはCdAを-5%ぐらいか?