砂田弓弦トークライブ@サイクルスクエア北参道

たまには非モテ系ではないリア充な話しを、ということでサイクルスクエア北参道で行われたフォトグラファー砂田弓弦さんのトークショーにいってきた。
「文化のレベルに達している欧州の自転車レース」というテーマで、スペシャライズドがコンタドールにどーのとかソッチ系ではない方向性のトークショーをというチームオーダーがあったそうで。御自身が撮影してきた写真を交えながら、レースの裏側や周辺の面白トピックスを色々お話し頂きました。聞き入っててほとんどメモってなかったけど判読できたものをピックアップするとこんな。
  • ミラノ〜サンレモのゴールは観客がなだれ込んでくるので外付けのストロボが折れる。
  • 同レースの勝者はみんな泣くことになっている(歴代の泣き顔3枚ほど)
  • ジロではレース中の選手に観客がお菓子とか食事を振る舞う。
  • スペイン警察はドーリー(鹿角の人)をマークしてる。
  • Canonはシーリングがしっかりしてて土ホコリに強いのでパリ〜ルーベでも大丈夫。
  • パリ〜ルーベではMavicも落車する。(なぜか舗装路で)
  • ベルギーではチーム監督の愛人のルックスまでネタにされる
  • カメラバイクに怒鳴ったりするのは(疲れて?)余裕の無い選手かも。王者はそーいうことしない。
趣旨に反して?マニアックな話がたくさん聞けてとても楽しかった。
自転車ノンケの人に自転車の話しをすると、どうしてもエクストリームな感じやスネ毛な感じになりがちなんですが、こういう「ヨーロッパの自転車レースはこんなに変なのだ」みたいな方向性でなら受け入れてもらえそうな気がしてとても参考になった。って、何の参考にするのかは知りませんが...
講演の後にちょっとだけお話しさせていただいて、メディア用の「仕事」でとる写真より、レースを「楽しんでいる」ときの写真のほうが面白い。(うろ覚えですんません...)的なお話がなるほどなと思いました。
あと八重洲出版CICLISSIMO編集部の方ともちょっとだけお話しさせていただいて、最新号の「選手のトランク拝見」がスゲー面白かったとか述べたら、あの前のめりなクオリティ?を毎回維持するのは正直しんどい的なコメント。ですよねぇー。