2015宇都宮シクロクロスシリーズ第3戦 道の駅うつのみや ろまんちっく村ステージ

Photo by Kensaku Sakai
2015宇都宮シクロクロスシリーズは3戦ともに会場と観客がすごくいいね。楽しくてひどく疲れるコースであった。

 0h50'03" カテゴリー2  35/43位(81%順位), AP166W, NP181W

キャンバー区間で前に出て、ストレートで盛大に置いていかれるのくり返しで順調にポジションを落とす。最終周手前では先頭を走る織田選手がコーナー1つぶんまで後ろに迫るなか、必死のファイナルラップ入り。あぶなかったぜ。50分も走ってたらそら疲れるね...

Dugast Typhoon 33mm 1.5/1.6bar。いつもよりフワフワに感じるけどコーナーの挙動に不安なところはない。もっと上げても困らないコース。

今日の試み
  1. タイヤへの要求が低いできるだけ速いライン取り
  2. キャンバーの180度ターンはテールスライドでグイッと
  3. ボトルネック地点でフェイント入れる
Photo by さいとうたかし
キャンバーの上げ下げが多いので、路面が多少傷んできたときにもセーフティーで速いラインはあるの?という観点でレース前に下見。だいたいイメージ通り走れたけど、タイヤへの要求を低く設定しすぎている感あり。あと試走時間20分では「メインのライン」以外を試せてなかったのでここ要改善。
キャンバーのテールスライド旋回は速いとかではなくてお愉しみで... ちょっと回りすぎてるのでもっと小さくやっても良いはず。90度くらい回ったらキャンバーを真下に下るイメージで回れば楽に速いかもしれない。この回り方ならインをぐっと閉めても良い。
ボトルネックのフェイントは3段急坂の頂上でわざと足を着いて後続に嫌がらせする試み。あとで動画を見たら真後ろに人がいなくて空振りしてた。だめじゃん。


今日の問題
  1. 試走の進め方がまだ場当たり的
  2. 急坂で無駄にパワー焼べて疲労している
  3. シングルトラックでコンパクトな切り返しができてない
DSC_0626
Photo by @h_cal

試走時間内にキャンバー区間でのライン取りを複数試せていないので、レース中盤以降のコンディションが変わったあとも同じラインで走りたがっている。何をどれくらいやると(リカバリーできないレベルで)トラクションを失うかを試したいな。3段急坂の試走は一回目高速で登るよう試み1段目で横に前輪弾かれて転倒。進め方は低速→高速→極低速→省エネの順番で確かめられればいいのかなぁ。
前半の3段急坂と後半のフカフカ急坂でレース中毎周回700W前後の大パワー高フォースを発揮してしまい胴体が疲労。全体的なペースを落とす要因にもなってるはず。後半のフカフカ急坂も省エネな登り方を試せてない。試走で試したいところだが時間との戦い。
シングルトラックの連続ターンはすこし苦手意識があったか。経験値が少ない分、ここも試走次第か。
いずれの問題も、試走開始前に試走の手順を組み立てておく必要があるな。


中盤の地味な窪みもちょっと緊張する。下見の時点では「飛び越えればいいっショ」とか思っていたが、試走してみるとどうも後輪を打ち付け気味。結局前輪だけ持ち上げて後ろは落として通過する流れにした。

動画はC3のもの。定点スローモーションはおもしろいのでもっと撮るべき撮られるべき。


宇都宮シクロクロスシリーズ2015は3戦ともにロケーション、コース、ホスピタリティ共にすばらしかった。関東のシクロクロスレースのなかで頭一つ抜け出ている。観客の多さと多様さもとても興味深い。そんでもって大型の道の駅を会場にするのって最適解の一つかもしれない。


次はシクロクロス茨城ラウンド1ふれあいの里ステージ。