表富士自転車登山競走大会 result 01:13:04

富士山スカイラインの標高差1200メートル、距離16.5kmのコースでの、はじめてのヒルクライムレース。完走タイムは1時間13分4秒で、男子ロードU-35部門38位(完走143人)。 

上位30%以内には入ったけど、入賞するにはあと10分タイムを縮める必要がある。トップとの差は約18分。勝利への道は近くて遠い... 

4時に起きて顔洗って会場に移動開始して、5時半頃に水ヶ塚公園駐車場へ到着。案内では6時に駐車場がオープンするってことだったけど、丁度誘導が始まっていてちょうど良かったみたい。まだ時間があったので、防寒着配送の受付が始まる6時半まで仮眠。 
そのご防寒着を預けて、ウェアに着替え、自転車を下ろしてローラー台にセットしてウォームアップ開始。しったらごく軽い負荷のはずなのにスパッと心拍が80%HRmaxぐらいにあがってしまう。なんだこれー。空気の薄さ?寝不足?緊張?よくわかんないけど、アップせずスタートしてたらこの体の反応に焦ってたろうなぁとおもた。どうせ整列〜移動〜スタートで1時間ぐらい待たされるので、アップは15分ぐらいで終了。 
天気はくもりで良いとは言えない状況だったけど、極端に寒い感じはしなかったので、いつも山に行くときと同じ半袖ウェアとハーフのレーパンに、アーム&レッグウォーマ。待ってる間はウィンドブレーカでいいや。あとは間つなぎに冬用のウォームアップオイルを腕・脚にぬってやりすごすことに。 

で、時間になったので、ローラー台片付けてトイレ済ませて待機場所に移動。U-35の集合場所はどこだー。 
レースカテゴリごとに会場からスタートラインのある西臼塚駐車場に集団で移動。それなりに時間がかかるので、たぶんウォームアップはこれで代用できそうだった。駐車場につくと既に最後のトイレ渋滞が発生しててゲンナリ。 


スタートラインはけっこうな上り勾配で、すぐに9%の坂が始まる。整列すると、軽いギアに変速し直す人がちらほらちらほら。時間が近づくにつれて増えていくのが興味深い。たぶん「あ、なんかやばいかも?」的な気づきからだろうか。 

号砲でスタートすると、けっこうスローペース。四方がスローで抜け出せずに苦労したけど、なんとか抜け出してペースアップ。奥多摩周遊道路で経験済みとはいえ、やはし9%は楽じゃない。料金所跡まで約3.5kmあるのだけど、それだけで結構心肺に負担がかかってる感じ。これがあと10km以上続くのかかかかかか。 

あとはもうあんまり覚えてない。とりあえず脚よりも呼吸がしんどかった。ぜんそくの人が発作起こしてるみたいな吸排気音をたてながら、心臓も95%HRmaxのまんま。それでも脚は動くので、気持ちを切らさずに登り続けたらゴールまでいけた。なんというか運動能力云々よりも、メンタルで頑張れた感じがする。心肺の苦しさに「これって最後まで持つのかなぁ?」と不安に思いながらも、ちょっと前に読んだ本の、「特別な心臓疾患がないかぎり、高強度の運動中に心臓発作や突然死するケースはまれである」というフレーズを頭の中でくり返しながら登ってた。 
苦しいながらも、中盤と終盤のつづら折れな区間では、前にスタートした人たちをダンシングでぬかしたりで気持ちよくなったりで、意外に動ける。でも長続きしないのな。 

前半で追いつけなさそうだなーと逃がした同カテゴリの人に追いついて、なんどか抜いて抜かれてをくりかえしてた。でも最後の最後で逃げられて、ゴールまでつかまえられなかったのがすごく悔しい。「あれは"ちょっと"速いな〜」ぐらいの人は、ついていった方が良いのかもしれない。


俳優で自転車名人(?)の鶴見辰吾さんは別カテゴリーにでてて、僕より1分速かった模様。ちょっとだけ悔しい。←年齢差は無視 

例によって、完走タイムのヒストグラムを書いてみた。今回は張り出されていたリザルトの紙の写真からデータをおこしたので、とりあえずU-35だけ。 


他のカテゴリのヒストグラムは表富士自転車登山競走大会のコミュニティに張っておいた。