Calibrtaion of PT using "ポリ袋 method"

なんかね、もう、はじまる前から「言ってみたかっただけ」感がほとばしっておりますがたぶん気のせい。


借用したPowerTapの動作確認ということで算出されるトルクをチェック。確認の手続きとしてtarmacさんが提唱されている"Poly-tank method" ("Powermeter calibration protocol""stomp-test"の混合方式)が日本のご家庭でも簡単。でも我が家の場合

ポリタンクなんかねーよ ウワァァァン (ノД`) 
自転車吊るす場所ねーよ ウワァァァン (ノД`) 


といった感じなので、「ポリタンク」と「場所」の問題をこんな感じに対処した。
なんというか抜群にマヌケな感じが素敵です。


ポリタンク -> ポリ袋
まず重りはスーパーやコンビニで貰うポリ袋に適当な重量物を突っ込んで対応。重りの継ぎ足しなど簡単にできるうえに、取手をペダル軸にサクッと引っ掛けられるので大吉です。今回は中身として
  1. 1,580g (バイク用極太ケーブルロック2m)
  2. 4,900g (1 + 加湿器のタンク水満杯)
  3. 10,400g (2 + 製造中の柿酢 & 梅酒)
の3種類を用意。

バイクスタンド -> 固定ローラー台+椅子
固定ローラー台に後輪を設置。これだけだとポリ袋をぶら下げるだけの高さが足りないので、おもむろに前輪を持ち上げて椅子など適当な台に乗せます。これでBBが持ち上がり高さを稼げます。この状態でペダルを水平にして、後輪の回転を止めてあげます。

あとの校正手続きとかは本家"Poly-tank method"と同じ。詳細についてはtarmacさんのブログをご覧ください。


今回は165mmのクランクとギア比50x25Tで計測。この条件で駆動軸に発生するトルクは

(重量g x 1lb/453.59237g) x (クランク長mm x (1in/25.4mm)) x ギア比 = トルク in-lb

で計算。今回テストで使用する3種類のウェイトが発するトルクの期待値はそれぞれ
  1. (1580g x 1lb/453.59237g) x (165mm x (1in/25.4mm)) x (25/50) = 11.31 in-lb
  2. (4900g x 1lb/453.59237g) x (165mm x (1in/25.4mm)) x (25/50) = 35.08 in-lb
  3. (10400g x 1lb/453.59237g) x (165mm x (1in/25.4mm)) x (25/50) = 74.47 in-lb
テスト結果は概ね期待値どおり。歪みケージが送信するトルク0の原点は521だった。マニュアルによると512が基準値ってことで、トルクの分解能は10bit?それとも上の方に大きく余裕とってるのかな。とりあえず算出されるトルク自体はほぼ誤差範囲内だったので、安心してハァハァできますね。

それにしても決算処理おわんないなぁ....  ←いいから早くやりなさいよ