アスリートのための栄養・食事ガイド

仕事の帰りがけ本屋で見かけたアスリートのための栄養・食事ガイドを購入。日本体育協会のスポーツ医・科学専門委員会監修で、なんかの発表資料か論文か忘れたけど参照されてた。

アスリートとは -本書の対象-
本書で対象としているアスリートとは、身体の発育が終わって、あるスポーツ種目を専門に行っている選手 -特に、全国レベルの大会に出場しているか、出場することを目的として、競技力向上のために日々激しいトレーニングをしている選手- です。具体的には、以下のような選手です。

    • 大学生: インターカレッジレベル以上の大会で勝利を競うことを目指している選手。
    • 社会人: 国民体育大会や全日本選手権で活躍することを目標としている選手。さらに、オリンピックや世界選手権で活躍することを目標としている選手。あるいはプロスポーツ選手。
(;´Д`) で、出直してきます...


とはいえ、薄いし平易な言葉(一部それが過ぎて分かりにくくなってる箇所がありますが...)で説明してるし、取っ掛かりとしては誰でも使える内容なんじゃないかしら。

食事についてまじめに取り組もうとすると、そもそも普段からどんなものをどの程度食べているのか実は全然把握できてなくてスタートで苦労するんですが、いくつか実践的なガイドラインがあって便利かも。
僕は今のところタンパク質にフォーカスして目分量で記録を取っているんですが、本書で出てくる携帯電話のカメラで記録する方法は便利かもと思ってみた。なかでも一番簡単でしかも「使える」のは10項目の「簡単食生活セルフチェック表」じゃないかとおもた。

なんにせよある特定の栄養素に偏るのはマズいよ〜と繰り返し警告されてるのが興味深い。サプリメントについてもどうしようもない時の補助程度に考えて、食事を改善するのが大事とのこと。ハードルたけぇ... そういやTrainingPeaksにもRecord Nutritionな機能がありますね。ダイエット目的じゃないシリアスサイクリスト?な人にとって食事はすごく大きな要素なのでしょうね。

あと、トレーニング強度増加とタンパク質所要量増加の関係があるのか調べてる中ででてきたProtein and Overtraining: Potential Applications for Free-Living Athletesがおもしろかったです。参考文献もいっぱい乗ってるので、調べはじめの入り口にベンーリかもかも。"Free-Living Athletes"を訳すると"野良アスリート"でいいかな(ちょっ