Tour de Suisse 2011観戦第1ステージLugano

これから「ヨーロッパ帰りの自転車選手」を名乗ろうと思います。悪いことは言わないからやめとけ。
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表題のとおりツール・ド・スイス2011を観戦してきたよ。このステージレースは6月11日〜19日の9日間行われますが、そのうち
の4カ所をそれぞれ観戦することに。まずは第1ステージLuganoのまとめ。


1日目は「金持ちのリゾート(滞在先の家主談)」な湖畔の街をぐるっと回ってくる個人タイムトライアル。Fribourgを6時台に出発して会場のLuganoまで4時間ちょいの電車の旅。
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到着がちょっと早かった。近く?のAssosのコンセプトストアを素見してきた後にスタート・ゴール地点を確認。ちょうど地元?の人達のTTイベント"カンチェラーラチャレンジ"が行われて楽しい。ロードバイクやTTバイクで参加する選手たちのなかにEバイク(電動アシスト自転車)で走ってる人がいてビビる。
選手は公園に停めてあるチームバス前でウォーミングアップするのだけど、まだ時間が早く各チームのスタッフが設営してるところだった。設営を終えたHTCのメカニックがくつろいでる。「写真を撮ってもいいか?」と問うたら「7ユーロだ」とか言われたでござるよ。
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ひととおり見回して街をウロウロしてたら選手がスタートし始めてた。スタート順をチェックしながらお目当ての選手がそろそろでちゃいそうだったのでウォームアップ会場に戻る。
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スタート台は小振り。
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戻ったら、ちょうどHTCのカベンディッシュがウォームアップをしていた。他の選手より太ももがプニッってるようにみえる。
 
GarminはRevolutionを使用。他のチームと違って選手は後ろ向き。
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Lampreはちょうどクネゴが出てきたところ。他の選手はみな無表情に淡々と"仕事"してるけどクネゴのにこやかさが印象的。そしてちっさい。
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隣のQuickstepのバスではシャバネル。鼻にメントール?の綿つめてる。一個ぽろっと落ちておどけてた。細い。
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てきとうに歩いてたらLeopardのバスにやたら人だかり。ちょうどカンチェラーラやアンディがアップしてた。ってかアンディなにやってんの。
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カンチェラーラ兄貴の正面近くないい場所を確保できてしまったのでほとんどの時間をここで過ごす。写真いっぱいすぎ。どんだけカンチェラーラ好きなの俺ってかんじ。
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ちなみに横にあるのは自転車ではなくて兄貴専用ボトルスタンド
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TT世界チャンピオンだけの特別待遇。しかし世界チャンピオンといえどもローラー台のリモコンは自分で拾わなければならないというのが厳しいプロの世界。
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柔らかいねぇ....
最終走者のフランクがアップを始めたのを見届け、終盤のストレートを観戦に移動。
ゴールに向けて追い込む選手たちのフォームを眺めていて胴体がよく下がっているなぁ、という印象。TVでみてるとわりと起きてる選手がいる印象だったけどそうでもないのな。こんくらい胴体が下がっていれば顔を前に向けるか、下を向くかとか頭の位置を悩む意味がでてくるのかなという感想。埼玉TTとかの印象は胴体が起きてて頭がそもそも高い人が多かった。
街を回るコースだったのでスタート〜ゴール前の追い込みまで通しで見れて、なによりテレビでしか見たこと無いトップ選手のウォームアップをわずか1〜2mの距離でまじまじと眺めて超満足。その他の写真はPicasaのアルバムにあげといた。

生で見る選手たちはみんな細い。細いというかヒョロいといったほうが適切か?ヒルクライムイベントで見かける人達がマッチョにみえるくらい。栗村修監督が「自転車選手を街で見かけたら虚弱体質な兄ちゃんに見える」的コメントをTVでときどきしますが全然大げさじゃないのな。細くて小さい。でもカンチェラーラは大きかった。脚はもちろんだけど胴の太さが印象的。
あと全員を見れたわけじゃないけど、見てた選手は皆時間をかけて汗ボタボタになるまでウォームアップしてた。ボタボタ加減が半端なくボタボタ。真夏に窓締めてローラーやってるくらいボタボタ。もっと軽く済ますのかと思ってたのでちょっと興味深かった。
というわけで2日目に続く