しばらく体力水準が停滞しててなんか辛くて勝ちたくて今年は未登録で出走。
0h14'10"@232W, 42.35km/h, 未登録者B(10km) 3位
あわよくば優勝したかったけどペンギンの中の人に20秒もおよばず3位。でも初めてトロフィーもらえてすごく嬉しい。(うまく走れたので以下饒舌)
体感では終盤に大きくパワーダウンした印象だったけど、15秒スプリットのパワーみると悪くはないペース配分だった。「5kmの折り返し後にハッスルし過ぎた反動で終盤失速」というのがあからさまに現れてるけど。
この大会はいまのところなぜか着に絡めそうな貴重な大会なので、勝つ前提で準備に気を配ってみた。そしてイメージしてたとおりにいろいろ旨く回ってたいへん満足でござる。予定してた
維持できるパワーとCdAとCrrがわかれば、よくある W = 0.5 p CdA V^3 + m g Crr V の式をプログラムで探索さして速度(終端速度)を計算できて今までそうしてたけど、今回は比較がすぐできるようExcelで一発で計算させたかったので三次方程式の解の公式にぶちこんでV=...のカタチにしてみたり。コピペ以外で保守できる気がしないぜ....
しかしながら。空力評価の難しさや時間的コストの高さも再認識。今回は空力改善に大きく効く(であろう)ベーシックな要素を潰していくところまでしかできてなくて、あとは如何に間違った選択をしないかというのの確認作業をした感じ。悩ましいのが各々のテストを定量的に扱うために正確に測ろうとすると1本あたり7〜10分、バイクセッティング変更で+5〜10分とかけっこう時間がかかるので数をこなすのが難しい。
おそらく屋内トラック使ってregression methodでCdA, Crrを測るのも同じくらいかかる。ただし屋内トラックなら一度Crrを確定させた後は、(タイヤ除く)別セッティングのテストは計測点を削減できるはずなので、もうすこし短時間で測れるかも。
もし風洞だったらどうなんだろう?リアルタイムにCdAを表示する設備があるならその場でいろいろ試せて速そうだけど、バイクセッティングの変更が伴う場合はファン停止・セッティング変更・テーブルの再キャリブレーション・ファン再始動とそれなりに時間がかかるんじゃないかと思う。単なる印象だけど、手間は
iBike > 屋内トラック専有 >>> 風洞
って感じかなぁ。
なにはともあれ3位、嬉しかった。優勝できたらもっと嬉しいだろうから次がんばる。
0h14'10"@232W, 42.35km/h, 未登録者B(10km) 3位
あわよくば優勝したかったけどペンギンの中の人に20秒もおよばず3位。でも初めてトロフィーもらえてすごく嬉しい。(うまく走れたので以下饒舌)
体感では終盤に大きくパワーダウンした印象だったけど、15秒スプリットのパワーみると悪くはないペース配分だった。「5kmの折り返し後にハッスルし過ぎた反動で終盤失速」というのがあからさまに現れてるけど。
この大会はいまのところなぜか着に絡めそうな貴重な大会なので、勝つ前提で準備に気を配ってみた。そしてイメージしてたとおりにいろいろ旨く回ってたいへん満足でござる。予定してた
- スタート直後は頑張って押さえる
- 少なくとも折り返しまではハッスルしない
- 折り返し越えたらハッスル解禁(ハッスルし過ぎてやや失敗)
- 終盤には走ってることに絶望してる予定なのでひたすら集中切らさないよう頑張る
装備のほうは
- Orbea Orca'08
- Planet-X Pro Carbon 82mm(フロント)
- Zipp Super-9 Disc(リア)
- Continental Podium TT(フロント19mm, リア22mm, 前後8bar)
- 3T Aura Pro(エアロバー) + Ski Bend(エクステンションバー) + 3T 30020 Extension Armrest Clamp
- Zipp Vuka R2C
- Look ErgoStem
- Fizik Ares
- Dixna カーボンフロッグシートポスト
今回は空力改善を相当がんばった。@akkieSL2さんにiBikeをお借りしていろいろ勉強。ホントはiBikeの評価ってことで借りたのにガチで使ってなんだか申し訳ない(汗) 模索しながらだったけどおかげさまで運用のイメージがつかめたし、現状のフル装備のCdAは0.1851まで削減することができました。
Photo: nose kensuke
維持できるパワーとCdAとCrrがわかれば、よくある W = 0.5 p CdA V^3 + m g Crr V の式をプログラムで探索さして速度(終端速度)を計算できて今までそうしてたけど、今回は比較がすぐできるようExcelで一発で計算させたかったので三次方程式の解の公式にぶちこんでV=...のカタチにしてみたり。コピペ以外で保守できる気がしないぜ....
速度がわかれば、あとはスタートの加速時のタイムロスと折り返しの減速・再加速のタイムロス分を加算してあげればゴールタイムを見積もれる。最終的な試算では「風が穏やかで235W前後のパワーが出せたら14分10〜15秒あたりでなんとか一桁順位〜入賞、どこからともなく不思議パワーが湧いて出てきたら14分切って優勝(ぽわわわわ)」という計算。選択したポジションは通常から7〜8%くらいパワーダウンしてて、もっとパワー出せるポジションもあったけど納得してパワーダウンを受け入れることができた。もちろんフタを開けるまで不安でしたががが。
おそらく屋内トラック使ってregression methodでCdA, Crrを測るのも同じくらいかかる。ただし屋内トラックなら一度Crrを確定させた後は、(タイヤ除く)別セッティングのテストは計測点を削減できるはずなので、もうすこし短時間で測れるかも。
もし風洞だったらどうなんだろう?リアルタイムにCdAを表示する設備があるならその場でいろいろ試せて速そうだけど、バイクセッティングの変更が伴う場合はファン停止・セッティング変更・テーブルの再キャリブレーション・ファン再始動とそれなりに時間がかかるんじゃないかと思う。単なる印象だけど、手間は
iBike > 屋内トラック専有 >>> 風洞
って感じかなぁ。
なにはともあれ3位、嬉しかった。優勝できたらもっと嬉しいだろうから次がんばる。