埼玉TTセッティングメモ2012

今回のセッティングで約4週間乗って、それなりに辛いんだけどかなり気に入った。
  • スタック: 510mm
  • リーチ: 426mm
  • サドルセットバック: 50mm
  • サドル高: 684mm
スタックはBBからアームレスト。リーチはBBからアームレスト中心、サドル高はBBからシートポストの延長線上で計測。サドル高は通常よりも約1.5cm高い。去年はサドルをヨー方向にずらしてたけど今年は真直ぐ。いずれもUCIのレギュレーションに収まるようにしてみている。

BB〜エクステンションバー先端までの距離(UCI 1.3.023)について、通常のバーコンはレバー回転軸までがバーの先端扱いだけど、Di2や、変速操作後にセンターに戻るR2C族はレバー先端までが"先端"。今回は先端が740mm程度に収まるよう短縮できた。

エアロバーはSki bendのエクステンションバーと、エクステンション上の好きな位置にアームレストをクランプできるExtension Armrest clampを導入。この部品は日本の代理店は扱ってないっぽい上にメーカ在庫も切れてて絶望しながら探しまわってたら、聞いたことないイギリスのショップが在庫してて運良く入手できた。
フロントブレーキとシフトケーブルのルーティングも修正して、ほんの少しだけ見た目がマシに。ホントかよ、酷いよコレ。


今回からZipp Super-9 Disc。フロントとの雰囲気をあわせたくて別のステッカーをペタリ。前後価格差が笑える。
しかしながらOrbea Orca'08はチェーンステーがかなりタイトで、Super-9をはかせるとクリアランスが左右合計1mm無い。ベアリングのプリロードを少し高めにしてマシになったけど、立ち漕ぎするとフリーのガタ程度の動きでブレーキトラックを擦ってしまう。TTだったら擦るのは加速中くらいだし、Crr的にも変な値は出てなかったので気にしないことにした。

機材やポジションをつめる最後の方にはレンタカー借りて計測器とノートパソコンと機材一式もっていってフィールドテスト。走ってデータ取って結果見てまた走って...の繰り返し。事前にどーいう手順で何をテストするかとか計画立てたり、大変だったけどすごく楽しかった。

さて。ロードバイクでポジションをしっかり出してからTTバイク欲しい、とか思ってるんだけど、このスタック&リーチを実現できるTTフレームって存在するのか?ってのがとりあえずの悩み。んまぁ、コンバージョンメンドクサイけど特に困ってないので、しばらくこのままいくんだと思う。「40km/hで20Wセーブするエアロフレーム」とか言われるとグラッと来ますがががが。