SRMクランクの電池残量を調べる

SRMのクランク側バッテリーの残量が調べられるようになった。


活動限界まであと1370時間です。


校正に出してたSRMが帰ってきたときにロジックボードが新しくなり、ファームウェアもアップデートしたことを告げられていた。いったい何がかわったんだろ?と久しぶりにSRMのWebサイトをみにいったらPowerControlのファームウェアアップデートを含むSRMWinソフトウェア version 6.42.08がリリースされていた。

内容的には

  • PowerControl VIおよび7用のファームウェアアップデート(version 250612)
  • データのダウンロード後にパワーメータ(クランク)側のバッテリー残量を表示(対応パワーメータのみ)
  • Automatic resets the power control display after a set period (not data is lost) - replaces the key combination Pro and Set (よくわかんない)
  • スタンバイ時に現在時刻を表示(以前はファームウェアバージョン?が表示されてた)
  • ペアリングした際にデバイスのシリアルナンバーを表示

バッテリー残量レポートは対応機種のみってことだけど、ロジックボードが新しくなったならじつは対応機種になってるんじゃね?とワクテカしながらアップデートしてみたら対応してた。さらに電池も交換されてる。なんかSRMって実質的にはランニングコスト安いんじゃない?


ちなみに。ファームウェアアップデートは走行距離とかパワーゾーンとかの記録がリセットされちゃった。アップデートを正常に終了できてなかったせいかもしれないけどいちおう注意。
あとMac用のSRMMacソフトウェアではこれらアップデートや電池残量レポートはまだサポートされていない。その都度VirtualBoxとWindows 8起動して...とか正直やってられないので、いつも使っているlibsrmpc7でバッテリー残量を見れるようにした。

  https://github.com/oyama/libsrmpc7

新たにsrm_get_battery_time_left()関数を追加。srmsyncコマンドでこの関数を叩いて残り時間をレポートするようにした。


興味深いのがSRMWinだと"1380h" → "1370h"とか10時間単位に丸められてるけど、PowerControlからは"1371h"とか1時間単位でレポートされている点。何日か観察してみたら稼働実績と一致しない減り方・減らなさ方をすることがあるので、そのへんの誤差を加味して10時間単位に丸めてレポートしてるのかも。

というかPowerControlで表示してほしいなこれ。