第31回内灘サイクルロードレース 個人タイムトライアル

ずっと走ってみたいと思ってた内灘サイクルロードレース初参加。じつは"カーブ"があるTTは初体験でいろいろ楽しかった。
0h14'01.400"@222W, 42.78km/h, 個人RTT(10km)ヤングの部20位  
ヤングとは何か。
写真はイメージです。三ツ矢サイダーが飲みたかったんです、ほんとうなんです。

6月に入ってからいまいち体調が良くなく、量も強度も喰えていない状態。直前のテストTTも230Wキープできない感じで、まいったなーこまったなー走れんのかなーと挑んだ2013年個人タイムトライアルシリーズ第2戦(自称)内灘サイクルロードレース個人タイムトライアル。
どうも最近"ターゲットパワー"に拘って失敗してるフシがあるので、今回はパワーに拘らずに体感でペースをコントロールすることにした。スタート時の風もごく弱く、可変ペーシングする必要もなさそうだったし。
スタート直後の3分は抑えに抑えて220W下回っても気にしないことにした。その後は
  • キツすぎないレベルでパワー維持
  • エアロなフォーム維持
    • 辛くなると肩・背中が上がってくる癖があるので、胴を平らに維持
    • 頭の高さ・角度を狙った位置で維持
  • 踏みつけないで脚を下ろすようなペダリング維持
みたいなかんじ。スタート〜信号〜農道への直角コーナーまでの区間で後続の選手に追い越されて焦りそうになったけどスムーズに頭を整理。どーんと離されるわけではなくジリジリ離される感じだったので良しとした(ポジティブ)。あれは3位の選手だったのね。

スタート後最初の信号の先は、舗装が荒れてて車線の真ん中走らないと進まない。

自転車で3周、車で3周試走したけど、やはり馴染みの無い初コースなのでコーナーは攻めない。特にホームとバックストレートを繋ぐ最初のコーナーは、狭いだけでなく落差もあり慣れないと難しそうだったので安全に。2つめの大きい方のクランクだけエクステンションバーを持ったまま曲がる感じで。
大きい方のクランクすぎた先も舗装が荒れていて進まない感じがキツい。でも「この区間は橋を過ぎてからグレーチング3本超えたら終わり」と、実は残り距離?が判り易くて精神的にはむしろ楽だった。辛いけど。
予定ではゴール前の信号に向かう直線でパワーを上げはじめるつもりだったけど、維持する自信も、キツさに打ち勝つ気持ちも無かったので「キープ」で。最終コーナーを曲がって残り200mで全開(当社比)。結果ここでがっつりラストスパートができてしまっていたので、予定通りの位置からペースを上げておくべきだった。嫌だけど。

極端にペースダウンすることなく、ほぼ一定ペースを維持してゴール。うまく走れたという満足感はある。でも、脳みそが溶けるんじゃないか的苦しみの時間は無かったので良いのか悪いのか判断に困る。フォームやペダリングはちゃんと維持できていたのでこれは良しとしよう。

装備の方は埼玉TTと基本同じで、ステムのシムを10mmから20mmに換えてパッドリーチを1cm延長したくらい。エクステンションバーのリーチは変化なし。今回はタイヤの空気圧を約9.5barとやや高め(当社比)にした。Veloflex Recordはさすがしなやかで、荒れた路面でもまだ大丈夫な感じがした。あと埼玉TTでは封印してたヘルメットバイザーを復活させた。

埼玉TTの教訓から心拍数の表示をマスク。あとでログを見たらスタート4分あたりから既に"普段の練習では見ない数値"を記録していたので隠しておいて良かった(汗)


ちなみにCannondale Slice RSは絶賛リコール中でメーカーからは「乗るな」と言われてるけど、代車として提示されてる無印Sliceだとポジションが出せないのでやむをえず。ちびっ子でも満足な低スタックフレームを求めてSlice RSにしたんだからココは難しい判断。

内灘は遠かった。往復1026kmで行きは6時間半ちょいで帰りは7時間半ちょいか。大変だったけどコースは楽しかったし多分またくるよ。次は2013年個人タイムトライアルシリーズ第3戦(自称)Mt.鳥海バイシクルクラシック 1stステージに参加予定。2ndステージはレジャーだほむほむ。