転倒した際にレバー部分をぶつけて具を痛めたようで、シフトアップ(リリース)はできるけどシフトダウン(プル)で空振りしてしまうハードモードになってしもたので修正してやる。
R2Cシフターは中身が複雑というか要素ごとの役割がイメージしにくい感じでバラすのがイヤだったのですが頑張って分解。レバー側の歯止めが欠損してた。
左:新品。右:爪が欠損したもの |
アカン
歯止めが効かないので、ワイヤーを巻き取る歯車がレバー操作に同期せずに空振りしてしまう。
Zipp R2Cの中身はSRAM R2Cとほぼ同じで、摩耗していく部品一式は"11.7015.075.000 R2C SHIFTER FRONT/REAR SERVICE KIT"が使える。サービスキット類はSRAMの通常カタログに掲載されていないので、スペアパーツカタログのほうで請求するとよろし。なるしまフレンドで取り寄せてもらって確保。
できまみた。
いちおうZippから再組み立て手順を説明するR2C Rebuild presentationというMicrosoftパワーポイントの資料が配布されていますが、参考になるようなならないような。何度かバラしたり組んだりを繰り返すうちに、なんとなく各構成要素の役割と動きが分かるようになります。
変速位置決め用のスプリング(Shift actuator springs)一式もついでに交換したので、新品の頃の鬼のような固さがよみがえりました。馴染むまで腕が疲れそうですが治ったのでよしとしよう。