Cannondale Slice RS 2014夏仕様

Cannondale Slice RS 2013モデル2年目。リコールの修理交換を経てセッティングや機材を小変更。
2013年からの機材の変化は
  1. エクステンションバー: USE Alloy Ski Bend 20deg → 3T Carbon ex Ski bend 50deg
  2. フロントホイール: Planet-X 82mm Pro Carbon → HED GT3
  3. ペダル: Speedplay Zero Titanium(50mm) → Speedplay Zero Stainless(53mm)
  4. フレーム: Cannondale Slice RS 2013(初期ロット) → Cannondale Slice RS 2013(ブレーキ対策品)
ポジション的な変化は
  1. エルボーレストをやや狭く
  2. R2Cシフターのレバーをやや上向き
  3. サドルセットバックを50mm→5mm→50mm
こんなもんか。
シーズン中にサドルの前後をいろいろ試して、結局
  • BB〜エクステンションバー: 75cm
  • BB〜サドル: 5cm
とレギュレーションに普通に収まる形に収まってしまった。
セットバック5mm
Photo by Studio Kg
セットバック50mm
Photo by @sw_danzou
導入に際して「計画的落車」とか揶揄されたHED GT3は、とても素直なハンドリング。そして"速い感じ"がする。あくまでも"感じ"。Planet-X 82mmのように強情に直進しようとする感じもなくニュートラルな挙動。ただしザブザブの雨はまったくブレーキが効かなくてちょっと困る。今回はMavic CXR用の厚みの薄いブレーキシューを使っている。

ブレードがフォークの間を通過する時、ポポポポポポポポってけっこう派手な音が鳴るのが気になる。音が出るってことは何かしら抵抗を産んでいる証だからなー。Triスポークは幅の広いフォーク使った方が良いって話しを見かけましたが、このへんが関係してるんだろうな。

ペダルは軸長を長くしたくてSpeedplay Zero Stainlessに。昨年はクリートの位置を変えてQファクターを広げていたけど、都度靴を調整するのが面倒だったのでペダル側で対応。ほんとは狭い方が速いのはわかってるんだけど、踏み心地が気持ち悪いからしょうがない。

エクステンションバーを曲がりのキツいSkiにしたので、以前感じていた不意にギャップを拾ったとき前にすっぽ抜けるような不安は無くなり安心して乗れるようになった。バーの形状で上体の保持のしかたが変わるようで、座り位置も変わってくるから面白い。

エルボーレストは前腕が当たる角度よりも煽る方向に前を持ち上げてる。このへんも少し角度を変えるだけで肩〜前腕の力がスッと抜けるようになったりで、セッティングの自由度が高いエアロバーはほんと大事だなと思います。USE Tulaは高さ方向に自由度が無いのでアレですが...


さて。今年は渡良瀬で転倒したり、袖ヶ浦は雨で(簡単なはずのコーナーが)大変だったりしたので、来年は普通のブレーキレバーに換えようと考えてます。USE Tulaはエアロバー本体はそのままにブレーキだけ普通のやつを付けることができるので。

あとは乗り手のパワーアップをどうするか問題。問題。問題...