東京体育館の全身持久力測定いってきた。前回はトレーニングはじめて1ヶ月の段階での計測で、今回はさらに4ヶ月たった時点での計測ってことで楽しみにしてたのさ。
で、前回のテストでは40W/分ずつ負荷が上がる斬増負荷運動を6分程度しか維持できてなかったので、直接比較しにくいけど30W/分でやったほうがより有意な計測にできるかもってことでそうしてもらった。約10分で限界がくるぐらいの増え方で計りたいらしい。
で、結果
- 身長: 164.5cm
- 体重: 50.5kg
- 体脂肪率: 11.5%(今回は普通モード)
- 肺活量: 4.5L, 3.72L/sec(微妙に風邪気味なのが響いたか微妙に下がってる)
- 安静時血圧: 128/78mmHg
- 安静時心拍数: 67bpm
- 無酸素性作業閾値の心拍: 164bpm
- 同出力: 194Watt
- Rcの心拍数: 183bpm
- 同出力: 266Watt
- 最大酸素摂取量: 55.6 ml/kg/min (微増にもほどがあります)
- ピーク時の心拍数: 191bpm
- ピーク時の血圧: 231/86mmHg
- ピーク時の出力: 303Watt
斬増量が下がったので、出力は全体的に前回よりも高めの値になるそうな。で、問題は計測結果のグラフを元にしたAT(無酸素性作業閾値)の判定。実際先生も困ってたんだけど、閾値っぽい箇所が2つあってどっちか判断に困っていた模様。で、今回は高い方でだいたい84%HRmaxのあたり。
ちなみに低い方はだいたい70%HRmax。前回は129bpmの66%HRmaxだったので、どっちにしてもまぁ向上ということで。
ちなみにATの求め方は諸説あるんですが、手元の教科書「持久力の科学」では
- 毎分換気量、炭酸ガス排出量の直線的増加が崩れた点
- 終末CO2分圧に変化がなく終末O2分圧が増加しはじめる点
- 呼吸商(吐き出す二酸化炭素 % 吸い込む酸素)が上昇しはじめる点
などを「総合的に判断して求める」ってことにしている。つまり計測結果のグラフを見る人によっていくらでも違ってしまう可能性がある。他にも呼吸量を元にするVTや血中乳酸濃度を元にするLTとかあって、これらは統計的に概ね近似するそうで、測定が比較的簡単なATで計ってくれるのが東京体育館というわけです。
なにはともあれ、またメニュー考えながらトレーニングを継続するわ。3〜6ヶ月後に測定にきて、データをもっと蓄積してみたいのココロ。運動生理学って楽しいですね。