"AT その変遷と新たな理解" その他大勢

今日、というか今週購入した本。
自転車トレーニングにおける"AT"ってなんか違うものを差してそうな気がしてならないとか思ったり、それを指摘しようと試みつつもいまひとつ自分自身で整理が出来てないと感じてる今日この頃。資料になる書籍とか何かないかなぁとWebを徘徊してたらakirasekさんのエントリでこの書籍の存在を知りました。そう、いま欲しているのはこれだ!ということでAT - その変遷と新しい理解を購入。
この本はなんというかエキサイティングです。1964年のWassermanを起点としたAnaerobic Threshold "AT"の概念とモデルに対する反証と概念の変遷を負う内容。言い出しっぺのWassermanの理論と、それに対する各々の反証について解説しているので判りやすくてナイスです。オチとしては"AT"を支持する人と支持しない人たちの科学観の違いや、臨床応用と純粋科学とさらにスポーツ科学それぞれの立ち位置やゴールの違いが議論を複雑にしているという。たまらん。
僕個人はクリティカルパワーやFTPを使った方が幸せだろうという立ち位置に落ち着きつつあるんですが、「閾値」に興味を失うほど捨てていないというのも事実。むつかしいですね。
あとは、日々のワークアウトからのリカバリに悩む今日この頃の足しになるかと、月刊トレーニング・ジャーナルの特集「疲労といかにうまくつきあうか」と「プログラムデザイン -- トレーニングをどのように進めていくか」の号を購入。さらに10月末からレジスタンストレーニングを組み入れ始めているので、参考になるかとレジスタンストレーニングのプログラムデザインもあわせて購入。
そしたらAmazonさんから注文していた書籍も到着。インドアサイクリスト向けワークアウト本は在庫が無かったらしく来年到着の模様。年末に大掃除しないといかんのに相当本だらけ。
The Cyclist's Training Bible Weight Training for Cyclists Workouts in a Binder for Indoor Cycling (Workouts in a Binder)