パワトレの定義に囚われすぎないように

Maximal Aerobic Power(MAP)テストの結果から求めたSweet Spot Training(SST)の負荷が10分間維持するのも大変なんだけどどーよ?みたいな問いに、"88-94%FTPがSweet Spot"という定義に囚われずに、自分自身が持続可能なパワーを見つけて実施するのが大事。ってなWattageでのお話が大事そうだったのでメモ。


  • SSTの負荷は自分で調整するのがポイント
  • 少なくとも20分から1時間半ていど維持できるパワー
  • 維持できないならば目標パワーを下方修正
  • 努力せずに維持できるなら目標パワーを上方修正
  • トレーニングの進行とともに、強度・維持時間・インターバルの反復回数を増やすよう努力する
  • 例として、10分@90%FTPで限界に至るより、40分@80-85%FTPのほうがベター
  • 88-94%FTP = SSTという定義に囚われすぎないように
10min@90%FTPで限界より、40min@90-85%FTPの方がベターってのは「SSTを目的とするワークアウトでは」って注釈が必要そう。ただ、上げ過ぎもダメだけど、下げすぎてもダメなのでこまめに棚卸しと修正が必要なんだろうな。これってCritical Powerのカーブが人によって違う(カーブがキツい・ユルい・傾き etc...)のも関係してそうなきが。あとLevel 6以上のワークアウトだとまた事情が違いそうな気もする。

LT向上を目的としたワークアウトの優先順位って

持続時間 > 強度

なのかしらね。強度の維持もおろそかにはできないので

持続時間 >= 強度

かもしれんけど。

パワーメーターを使うと強度をwatchできるけど、もし「持続時間 >= 強度」だとしたらツールとして一番大事なのは自分の脳みそ(主観的運動強度)とストップウォッチか?(笑) でもそれだけだと「具体的にどの程度向上したのか?」が分かりにくいんだよな。もっとこまめに正確に計測できるコントロールテストや、レースや、タイムトライアルをやれば良いっちゃー良いのだけど。

なんかローラーだけやってると、自分が強くなったのか負荷装置の磁石が弱くなったのか判断つかなくて正直不安な今日この頃。