ぐるり岩手県南ツーリング

ゴールデンウィークは岩手の実家に家族の人たちと帰省。今回は自転車を持って新幹線で行ってみるテスツ。orcaさん、というかロードバイクで輪行は未体験でどーしたもんかうだうだ悩んでましたが、純粋?な輪行ではなく運搬の形態になることが多いだろうということでオーストリッチのトラベルバックOS-500を直前に購入。念のため前後のエンド保護金具つけて、エアパッキンでフレームをwrapして新幹線でごぉでした。
出発した新幹線の中でアマンダスポーツさんとなるしまフレンドさんからそれぞれお願いしてた物品入荷のお知らせを頂くという素晴らしいタイミング。なんだか僕の人生を象徴しているような気がしますが多分気のせい。
今回は家族の中の人といっしょな手前、実家の近所の室根山と遠野を回ってくる長めのコースを走ったのと、これまた実家近所の田原峠を登る短いコースを朝にちょっとだけと、2日だけ走った感じ。
5月3日: 室根〜遠野周回
このへんはすごく良い立地の割にロードバイク乗っている人を見かけることは無いうえに、携帯電話が通じない場所や本格的に人里離れた場所を通るコースなのでけっこう緊張してみた。

沖田〜摺沢〜千厩〜室根
沖田から摺沢までは高校生の頃の自転車通学ルートで、通学初日は脚をつきつつそうとう苦労して登坂していたことを思い出してみた。摺沢までは20分程度で到着。あれ?学生の頃は30分でも速いなとか思ってた気がしたんだけど....�
摺沢から国道456号線で千厩。千厩から国道284号線で室根へ。ここら辺は適度なアップダウンを繰り返しながらも基本的に平坦基調で苦手。家から室根山の登山口があるJR大船渡線折壁駅のあたりまで56分7秒。
室根山HC
きらら室根山天文台
本日のメインディッシュ室根山はJR大船渡線折壁駅近くの踏切からスタート。約9.4kmの距離を約717m登るコースで、前半の短いアップダウンを除けば、勾配やその変化の仕方とかはヤビツ峠っぽくて、それよりも少し短くて少し勾配がきついコースです。踏切からきらら天文台前の広場までのタイムは0:43:29。TT effortではないけどある程度しっかり努力を注いだって感じ。なんかいきなり大殿筋が痛いのは多分気のせい...
室根山は太平洋から奥羽山脈まで見渡せるかなり見晴らしの良い場所でむかしから大好き。
その後は大東町大原側へ下って国道343号線を東に。
生出山
国道343号線を大原から陸前高田方面へ登り、ループ橋を下りすこし東へ進んで県道246号線に左折。ここは車でも走ったことが無かったのですが、道路沿いの川の流れがすばらしくキレイ。各々に名前のついたわき水が沢山あるようで名前の書いてある看板が沢山出てきます。走りながら「次のわき水の看板が出たらボトルに汲んでいこうかな」と走ってたのですが、出てきた名前が「毒水(ぶすみず)」だったのにゲッソリしてスルー...
峠自体は室根山HCより短いのですが、後半に向かって徐々に平均斜度が上がっていく類いのみちでちょっと垂れてしまった。山を越えた後は大股から国道397号線〜107号線を経由して、国道340号線を北に。
赤羽根峠
住田から遠野市へむかう国道340号線の赤羽根トンネルは残念ながら軽車両通行禁止なので、その脇を走る旧道を通ることに。旧道には赤羽根峠があり、自転車海苔にとってはコッチの方が嬉しい。
赤羽根峠への道はどうも交通量が相当少ないようで、杉の葉がけっこう路面を覆っていたり、道路沿いの木が倒れ込んできてたりでけっこうアドベンチャー?な感じ。こーいうところで熊とかに遭遇するとやだなぁ....なんかゼーハー言ってて弱った動物みたいだし。
赤羽根峠は勾配自体はそんなきつくないんだけど、どこまで続くのか先が読みづらくて精神的につかれる感じ?「登坂中はGPSの地図をあえて見ない」という変態プレイをしていたのも原因ですがががが。
遠野市
赤羽根峠を越えると民話の里遠野です。でもガイドブックの類いが無いとちょっと辛いかなー。以前くるまでいったカッパ淵を目指してみましたが、駐輪設備が無いのと自転車乗り入れ禁止なのと相まって何も見ずに折り返してみた。代わりにカッパ淵近くにある伝承館のカッパさんと記念撮影。正直スマンかった。
カッパの中の人
あとは国道283号線を西にひたすら平地を進み国道107号線を左折。うーん、どうも開けた場所で平地だと進んでる感じがしなくて精神的に辛いらしい。
荷沢峠
国道107号線を南下して荷沢峠を目指すルートは直線的で緩やかな登り。ほんと緩やかなんだけど、冬場は路面凍結とかで何気に難所らしい。荷沢峠を越えてまた大股で国道397号線へ右折し、今度は種山高原へ。
種山高原
国道397号線を奥州市方面にすすむ川沿いの道。あまり険しくはなく淡々と登る感じです。川はあまりおもしろくないかな。というか遠野をでてから相当垂れてていろんなことがどうでも良くなってるので正しい評価ができてるとは思えない(笑)
種山高原の道の駅で小休止した後につかの間のダウンヒル。トンネルの照明が少なくて猛烈に怖いです。交通量が少ないのが救いか。岩手県道10号江刺室根線へ左折して越路峠へ。
越路峠
高校生の頃までのホームゲレンデ(笑)だった越路スキー場脇を登る短い登り。その後は実家のある沖田までずーっと下り基調でけっこう気持ちがいい。
5月5日: 田原峠
田原峠へは岩手県道262号沖田田原線を北上する約14kmを530m程度登るコース。途中サファイアが出土する場所とか小黒滝とかいくつか観光スポットらしきところをスルーして登るだけ。
基本的に緩やかで後半の5km程度が5〜6%の勾配を中心とした登坂。ところどころ10%超が出てきますが基本的に緩やかです。それでも中学1年生の時に友達に連れられてこのコースを登った時は何度か脚をついてしまったのを思い出してみる。うーむ。
あまりにも地元過ぎて筆答することは無いまま田原峠へ到着。ここにはなにもありません... 昼から妻の人と出かける約束だったのでサクッと下って今日は終了。LTワーク30分程度かなぁ。
その後は前沢牛の寿司をたべたり、2008年の岩手・宮城内陸地震落橋した祭畤大橋を見に行ったり。
前沢牛のにぎり寿司
落橋した祭畤大橋
積極的に観光して回って充実したゴールデンウィークでしたとさ。