ペダリング実践講座

スペシャライズド・コンセプトストアの講習会竹谷賢二Presents『ペダリング講座』いってきた。定員8名のところローラー台は4台なので、第1ヒートと第2ヒートに分かれて竹谷さんからレクチャーを受けながらユンユン回す約2時間。細かい内容はきっとだれかが詳しく書いてくれてると思うので割愛 ←ちょっ

終了後に白いDe Rosaがまぶしい安価白さんにご挨拶。検討するたびに断念している「チューブラー普段履き」をもう一度検討してみようとおもた。

さて。個人的に面白かったのが無負荷で片足ペダリングをすると下死点でつまり、ちょっとだけ負荷して片足ペダリングすると上死点でつまる残念な動き。残念ながらも興味深かったので竹谷さんに聞いてみたら、おそらく無負荷の下死点でつまるのは動作として踏み込み過ぎで、負荷時の上死点でつまるのは筋力(筋持久力?)不足かもしれないとのこと。なんという二重苦(笑)
片足ペダリングetc...はいちおうたまにやってるつもりだったけど、「どの程度できれば可なのか?ゴールはどこ?」とかよくわかんないんだよな。自分だけでやってると勝手に基準下げたり好意的に解釈しちゃうダメ人間なので、今回の講習会は他の人の動きやコメントを求めながらできたのでとても有意義でした。

で。こーいう「スキル」を定量的に判断できると良いんだけどなぁ。ペダリングの効率についてはけっこう研究ネタとしてよくある気がするけれど、普通の人、というか僕が使える方法じゃないと意味ないしな。

力効率指数からみたペダリングの評価

このへんとか非サイクリストとサイクリストに250wattsでペダリングさした時に、踏力のピークが現れる90度でサイクリストの方が低値を示し、リカバリーフェイズでのマイナスの踏力が低くでてる。ピーク踏力は非サイクリスト371.2±31.7 Nに対してサイクリストは323.9±33.0 Nとその差13〜14%。サイクリストの±33.0Nが片足の重量の差だったらわらう。
「ピークが大きかろうが小さかろうが仕事量としてはおなじだし、リカバリーフェイズの動作を補助してるわけだから関係なくね?」という考えも一瞬浮かぶけれど、特定筋群での局所的な仕事が過多ならば全体的なパフォーマンスは結果的に下がるか。局所的な仕事を小さくする「スキル」の会得と「コンディショニング」によって結果的にパフォーマンスは高められるって寸法かしら。