Kurt Kinetic Pro Trainerのパワーカーブ

フロント50-34T、スプロケット25-12Tのギアで、ケイデンス90rpmで安定した場所でのパワーと速度の平均値をプロットするとこんなでした。
黄色の点が測定値で、青線はKurtが負荷特性の設定基準にしている「ライダー74.84kg + 自転車10.43kgが、無風で海抜0mの粗いアスファルト舗装を勾配1%で」のカーブ。
15分間WUした後に、34x25Tからはじめて34x13Tまで順番にシフトアップ。その後は50x23Tから同じようにシフトアップして50x12Tまで.... いきたかったのですが50x14Tで90rpmを安定して回せなくなってもう無理。

34x25T 90rpm =  43watts
50x14T 90rpm = 387watts

50x12Tで90rpmを回すと47.16km/h出る計算なので、グラフの傾きから予想すると5〜600watts超の負荷もいちおう発揮できるでしょうということで :-)
Kurtが公表してる期待するパワーカーブと今回の測定値とを比較すると、低速域で37%低く高速域(笑)で15%ぐらい低く出た。この測定値にフィットするようKurtの式のパラメータを弄ってたら、転がり抵抗が低い状態でフィットした。このへんはタイヤや、タイヤとローラーとの押しつけ具合によっても変わるとこだと思うし、期待通りの十二分な負荷レンジなので満足。ちなみにフライホイールの重量は違いますが負荷装置自体はRoad MachineとPro Trainerは同じ特性とのこと。

テストで使ったタイヤはVittoriaのOpen Corsa Evo CX(去年のモデルね)の700x23Cを8bar。ローラーとタイヤのテンションは、後輪を手で後ろに90度回した直後に折り返し90度まわして音がならない程度。エクステのフライホイールつけた状態でこれだとちょっと強めかも。もしローラー用のホイールを用意するならスプロケットは23-12Tとかにすると僕的にはちょうど良いかもしんまい。

今回のテストは1パスだけだったので、タイヤの圧とかWU時間etcを変化させて繰り返しテストしてみても面白いかもしれない。