ツール・ド・草津2010年大会のタイム分布

素敵コンディションで開催されたツール・ド・草津の影響か、絶賛風邪ひき中の今日この頃。ツール・ド・草津2010年大会のゴールタイムの分布をまとめてみた。
この図はオープン参加2選手を含む完走者1964人のゴールタイムを、1分刻みの分布で示したもの。横軸がゴールタイム[分]、縦軸が度数[人数]。平均値が60分、中央値が59分、最頻値が55分。ちなみに横軸は対数変換してます。きれいですね。
最頻値8.10167775(55分)を基準に標準偏差を求めると0.21836021でした。グラフ上では-4, -3, -2, -1, +1, +2, +3, +4で標準偏差一つ分の区間を示してます。これらを元にツール・ド・草津2010年大会は
  • 55分台でゴールする人が最多
  • 71%の人が44〜68分台でゴールした
  • 上位4%の人が44分未満でゴールした
ってことが見えてきます。
参考までに、この分布に各ロード部門の6位入賞ラインのタイムをプロットするとこんな感じ。
男子D(51〜60歳)、E(61歳以上)と女子Fクラスを除外すると、だいたい標準偏差-2の前半に入賞ラインが分布していました。ちなみに筆者のゴールタイムは0:49:11と、例によって-1区間の真ん中という可もなく不可もなくな感じ。いつか-2区間に入れるようになりたいもんです。
さて、2010年大会は強風かつ極寒なレースでしたので過去とのタイム差の分布の差異が気になるところ。2009年大会の分布を重ねて見るとこんな感じ。
黄色が2010年の分布で、水色が2009年の分布。昨年よりも4〜5分遅かった印象を持たれてる方が多いようで、そのとおりの分布となりました。