日本の蔵王ヒルクライム・エコ2010

1:14:48@215W
体重53kg
男子C(30〜39歳) 18位(総合61位)
装備重量10kg...
はじめてヒルクライム中に筋肉がつった。ちなみに脚ではなくて何故か左手。

   〃∩ ∧_∧    ⊂⌒(  ・ω・)  はいはいわろすわろす      `ヽ_っ⌒/⌒c         ⌒ ⌒
ロケーション、コース、アクセス、etc..etc..すばらしいヒルクライムイベントでした。イベントとしてコナレてくると乗鞍とかよりも相当良いです。マジで。コースが広く走りやすいのはもちろん、ゴール後の景色は遠くの山脈?が見張らせて「あれは良いもの」でした。寒かったけど。
今回のテーマは高所効果を加味したペーシングで、結果は珍しく思惑通りに走れて大満足。直近(2010年3月30日)の5と20MMPから計算したCritical Power=222Wを基準に
cp = 222[W]
m = 0.98; # マージン(笑
a = セクション毎の平均標高[km]
e = -0.003 x a^3 + 0.0081 x a^2 - 0.0381 x a + 1.0; # Peronnetの式
P = cp x m x e
てな式で1kmごとのターゲットパワーを決めてました。粗い標高データを使った予備シミュレーションで1:15:00付近のタイムを予想してたけど、運動時間によるペースの補正は特に無し。計算結果はこんな感じ
区間 区間P 平均P
1km 214W 214W
2km 214W 214W
3km 213W 213W
4km 212W 213W
5km 212W 213W
6km 212W 213W
7km 211W 212W
8km 211W 212W
9km 210W 212W
10km 209W 212W
11km 209W 211W
12km 208W 211W
13km 208W 211W
14km 207W 211W
15km 207W 210W
16km 206W 210W
17km 205W 210W
18km 205W 210W
標高に応じてパワーを下げていって最終的に全体で210Wでゴールできれば御の字、という予定。ただしTT中に思い出せるか不安だったので、コースを3分割した6kmごとにまとめてコッチを覚えていった。
区間 区間P 平均P
6km 213W 213W
12km 210W 212W
18km 206W 210W
おかげで走りながら「まだパワーダウンする余地があるから大丈夫」みたいな気持ち的な余裕があったのが良かったな。

しかし、実際のスプリットパワーを集計してみると前半に欲張ってしまい、全体的に予定より2〜3%高かった。安全のために98%に抑えたペース設定したのですが、これは要らなかったのかも。

装備の方はいつものフロント50-34Tに、スプロケットは16-27T。手持ちのギアの構成ではこれでちょうど良かったけどやはし28Tがあるともっと良いなぁ。RD-6600G-SSだから入らさそうだけど...服装は半袖ジャージ+ビブショーツ+指切りグローブ+シューズカバーという夏装備に+スタートアップオイル。スタート前の待機時間はアームウォーマー+ニーウォーマー+ウィンドブレーカーで少し肌寒い程度。とりあえず先月の草津と表富士よりだいぶ「暖かかった」でし...スタート前に防寒具類はポケットにしまって夏装備へ。やはり走ってしまうとこのくらいがちょうど良いな。

あと今回採取した標高データを元に、日本の蔵王ヒルクライム・エコシミュレータのデータを更新。
当日は風速5m/sだったそうで、もしかすると上の方で風に吹かれて冷えた際に標高データが少し狂ってるかもしれない。


レース後はtarmacさんとニホランさんの"田舎蕎麦ハンター特急"に同乗させてもらって追加で往復52km約2時間を走る。半袖ジャージとレーパンで民家ベースのおそば屋さんに入ると「ストーブ点けましょうか?(汗)」と心配されたでござる。一人じゃ絶対食べにこなかっただろうお店なのでとても楽しかった。あ、あと二人とも天ぷらの衣を外してて、そこに越えられない壁を見た気がします(そこか