日本の蔵王ヒルクライム・エコ2010大会のタイム分布

Webに上がってるリザルトのPDFが画像だったので、画像を元にテキストデータを入力する誰にでもできる簡単なお仕事です。というわけで第一回大会のゴールタイムの分布を眺めるテスト。
流石に全件おこすのはめんどくさかったのでフルクラスの
  • チャンピオンクラス
  • ロード男子Aクラス(20歳未満)
  • ロード男子Bクラス(20〜29歳)
  • ロード男子Cクラス(30〜39歳)
  • ロード男子Dクラス(40〜49歳)
  • ロード男子Eクラス(50〜59歳)
  • ロード男子Fクラス(60歳以上)
のみのデータを使った。サンプル数は660。
普段は最頻値で標準偏差を計算してますが、ピークが2カ所に出ちゃってるし平均値・中央値は右側に偏るので、今回は対数グラフの分布図を見ながら主観で「92分」を平均的なゴールタイムに設定した。標準偏差は0.23213749。
標準偏差±1の区間は73〜116分で、このタイムで全体の約72%(473人)の人がゴールしてます。つまり大部分の人が73〜116分でゴールしてます。-2の区間には約8%(52人)です。
この分布図に各クラスの入賞ライン(3位)のタイムを重ねるとこんな感じ。
他の大会とだいたい同じような感じで、標準偏差-2の前半に入賞ラインが集中してます。20歳未満と60歳以上、ロード女子の入賞ラインが分布の中央付近に位置するのも他の大会とだいたい同じ傾向な印象です。
今回初開催の大会・初開催の地区でレベル感?が読めませんでしたが、ふたを開けてみると他の大会と同じような傾向なのかなと思います。もちろん今回は参加者が1000人前後と乗鞍やMt.富士ヒルクライムなどと比較して少なめなので、もっと人が集まる or 魅力的な大会であることが認知される etc...で次回以降コースレコードの更新が期待されます。分布から見てホビーレーサーによる57〜58分台は近い将来に出そうな勢いですね。