Mt.富士ヒルクライム2010

タイムは事前の予想どおりで大変満足。しかしパワーは予想より低めという抜群の環境性能に困惑してみた。
1:13:24@204W
体重52.1kg
ロード男子35〜39歳 49位
装備重量 10kg...
数字だけ見ると昨年から10分短縮。でもパワーは予想よりもだいぶ低いなー。ログから2分毎の平均パワーの推移を見ると
赤が平均より高いセクションで、青が低いセクション。斜めのグレーのラインが距離対パワー低下の近似直線。
P[W] = -1.157[W/km] x DIST[km] + 217.9813[W]
という感じ。平均すると1km進むたびにパワーが1.157Wずつ低下してたもよう。タレを感じていたけれど+6.8%で入って-6.26%で終わってると見るとじつは良いペースを維持できていたのかなという気もしてきた。
だいたい表富士のときと似た感じのパワーだったので、約1000〜2200mのコースでの(私自身の)高所効果の予想はこの結果を参考にちょっと大きめに下げておいた方が良さそうだ。高所走ってないからなぁ。

あまり人の後ろに付いた記憶は無いけれど、パワーの割にタイムが良いのはタイヤやエアロのおかげなのだろうか...中盤以降勾配の変化の度にポジションを前後してた人に、たぶん18km付近で
Q「目標タイムはどのへんですか?」
A「1時間15分ぐらいっす!」
Q「じゃぁ一緒に行きましょう!」
A「すんません、既にタレてきてます!!」
というやりとりをして連携拒否(ヒデぇ) 他の人につられずに自分のペースで走るのも今回のテーマだったのでごめんなさい。
ペーシングは蔵王とおなじく方法だけど標高による補正はより強くなってる。最終的に平均で216W付近で走れたら...という目論見だったけど、スタート直後からPEが高くて前半から下方修正。修正がウマくできたといえばそうかもしれない。あと終盤は草津のときと同じように目眩を感じて視界が怪しくなる。結果結構ふらついてたんじゃないかな...
最後の緩斜面区間は手首をバーに乗せたエアロポジションで。パワーもいい加減おちてたし終始単独だったけどここはエアロ万歳で、何本か他の列車をスルスル追い抜けていったのが楽しかった。この区間とゴールまでだけ前日に試走してて確認済みだったけど、この区間は路面が所々荒れてるのでかなり神経使った。本当は手首じゃなくて肘をハンドルに乗せたかったけど、ヘロッてる状態でギャップ拾ったらフツウに転びそうだったので止めた。

装備的にはフロント50-34T、スプロケット15-25T。ケイデンスは平均で82rpmと予定通り。ただ中盤以降はケイデンスをあまり上げられなくなった感じだった。


TT自体は900kJとTSS94.7程度だったので、第一組の超特急快適グループで早々に下山したあとは補充ワークで西湖を回ってきた。
Duration: 3:11:41, Distance: 64km, Work 1239kJ, TSS=114.1
会場からの行き帰りは鳴沢ゴルフクラブとか別荘地を抜けるよく整備されたアップダウンのある気持ち良い道。西湖は一昨年泊まったけど雨で走れなかった。いってみたらすごく気持ちよい。あまりに気持ちよすぎて他所に行きたくなくなってしまい西湖を半時計回りと時計回りで3周半してから、湖畔のCafe Mでエスプレッソを頂いて帰路に。


 なんかこっちの補充ワークが気持ちよすぎてヒルクライムの印象が薄らいでしまった気がするのは多分気のせい...