九十九里波のりトライアル2010年大会のゴールタイム分布

千葉日報の紙面に九十九里波のりトライアルの全リザルトが掲載されたので、それをもとにゴールタイムの分布を眺めてみる。
コースは千葉県の九十九里有料道路 真亀PA〜一宮PA間の往復約24.4km。完全フラットではなくて僅かな勾配の変化を繰り返すコース。折り返し地点の一宮PA内はタイム計測外。
波のりトライアル2010タイム分布
サンプル数は550点。グラフの横軸はゴールタイム[秒]ですが、目盛りは対数なので注意。縦軸はサンプル数。ゴールタイムの単位は秒で集計してますが、自然対数に変換して処理してます。
  • 中央値: 7.8549 (42分58秒)
  • 標準偏差: 0.1210
という感じになった。一般的な参加者の多くは38分4秒〜48分30秒の間にゴールしている感じです。
参考までに各クラスの3位入賞タイムのラインをのっけるとこんなかんじ。
波のりトライアル2010入賞ライン
大きめのヒルクライムレースの主だったクラスの6位前後の入賞ラインは標準偏差+1.2〜1.4あたりに集まるのですが、この大会では標準偏差+1.3〜1.7あたりに分布しているように見えます。
もしチャンピオンクラスを設けるならば目安は38分未満とかそのへん?今回の大会では63名が該当します。ただ、今回の大会は2010年11月13日開催ということで、ツール・ド・おきなわ2010(13〜14日)やツール・ド・ジャパン2010第5戦西湖ステージ(14日)の日程と被っているために、参加者層が他の大会とちょっと違う可能性はあります。

それを示唆するネタとしては、筆者のゴールタイム36分58秒はこの分布の上では
波のりトライアル2010小山
とめずらしく標準偏差+1.245付近に位置しています。ヒルクライムレースではいつも標準偏差±1区間に属する「標準的ホビーレーサー(笑)」なんですけどね。うむむ「参加者層が偏っていた」が真ならば単に「全体的にタイムが遅かった」になるし、偽ならば「俺って実はエアロ!?」になるというなんとも悩ましいオチでござる。