極低速コーナーからの再加速の評価

ウィンターパインヒルズGPX 2011のコース中に2カ所ある折り返しのうち下流側のログをプロットしてみたら、1周目と2周目では再加速のやりかたの違いで2秒差がでてたみたい。でも、1周目と3周目では前者が消費エネルギーが大きいのにタイム差は殆どない。うむむむむ...


折り返し地点のコーンを旋回して再加速を始めた21秒間の記録。横軸は経過時間。
グラフ1つ目、速度の推移。
V-t-2011
グラフ2つ目、加速度の推移。

A-t-2011
グラフ3つ目、力(フォース)の推移。

F-t-2011
グラフ4つ目、仕事率(パワー)の推移。

W-t-2011
グラフ5つ目、消費エネルギーの推移。

E-t-2011
グラフ6つ目、位置(折り返し地点からの距離)の推移。

P-t-2011
さてこれをどう料理したもんか...

特徴的なのは1周目と2周目の違いかな。4つ目のパワーの推移から、1周目が特徴的に長くパワーをかけているのがわかる。そのせいで
  • グラフ1つ目、比較的早く定常速度に達している。
  • グラフ2つ目、すこしだけ加速度が大きい状態を維持している。
  • グラフ3つ目、すこしだけ高フォース状態を長く維持している。
  • グラフ5つ目、消費エネルギーが他のラップより明らかに多い。
しかしながら、グラフ6つめの再加速21秒後の位置は1周目と3周目とでは大差ないように見える。消費エネルギーは1周目の方が明らかに大きいのに。
もちろん風も加速前の旋回時の速度も一定じゃないからその影響も考えられる。あとパワー・速度の各計測機器の精度か。

さて、どうしたもんか...