Tour de Suisse 2011観戦第4ステージGrindelwald

4日目のスタート地点は3日目のゴール地点と同じ「金持ちのリゾ(以下略」Grindelwald。今日は趣向を変えてスタート前のなんやかんやとスタートを見送る。
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それぞれのスタート・ゴール地点にはVIPむけにドリンクや軽食を出すラウンジがある。
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なかなかイケメンの警備員が入り口を固める。ちなみに誰でも事前にチケットを購入しさえすれば"VIP"になれまして、それぞれ
  • VIP Packet "Start"(200CFH)
  • VIP Packet "Ziel"(250CHF)
  • VIP Packet "Zeitfahren"(450CHF)
  • VIP Packet "Rennstufe"(2000CHF)
の4種類。"Start"がスタート地点で軽食と飲み物。"Ziel"がゴール地点で軽食と飲み物、あと向かってくるレースをTVでマッタリ観戦。"Zeitfahren"はスタート・ゴール両方。"Rennstufe"がスゴくてスタート・ゴールのVIPエリアのサービスだけでなく、元プロ選手が運転する車でレース同伴、その間の費用諸々。VIPエリアの場所はスタートやゴールラインの真ん前なのでたぶん快適なんだろうなぁ。と、そうとう魅力的だけど20万円はらえるかっつーと僕にはムリー...
でもそんなの使わなくても会場には色々出店が出てて楽しい。
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グリュイエールは輪投げで景品がもらえる。キャラバン隊ではチーズ配ってた。
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ネジ屋さんのウルトはボルト回しタイムトライアル。一定のタイムをクリアすると(しなくても?)サコッシュとか簡単な景品をくれる。
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DTといっしょにニュートラルサービスやってるFocusは4.99kgのデモバイク。Focusのロゴ入りLightweightにTuneのパーツてんこ盛り。値段聞いたら400まんえんぐらいとかいみがよくわからないことばをはっしていたぞ。
他にも景品配りやゲーム多数。印象的だったのが出店のテントで客がみんな一生懸命ハガキに記入してて何か不思議だったんだけど、どうも来年のVIPチケットや航空券が当たる懸賞の応募ハガキだったらしい。
 お祭り広場を2周りぐらいしたので付近を散策。スタートライン真ん前の一番いい場所にLeopardのバスが停まってる。
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バスの前には選手たちの出走用バイクが並べられてる。
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カンチェラーラだけDi2じゃなかった。バッテリー積めないからね(違) Leopardはスタート地点から斜面を3分ぐらい登った場所にもホテルをとってたみたいだけど、選手用もしくはスタート用にこっちも借りた感じなのだろうか。
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レオパードおっかけなおじさんと犬。キャラバン隊が出発しはじめ、もらったアイスを食べてたらステージの方から「マーク・カベンディッシュ」のコールが聞こえ急いで移動。
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( ゚∀゚)=3 ムッハー!
人垣でステージへの通路に花道ができ、そこを選手が行き来する。TdSは人が少ないのでステージ近くのいい場所を確保。目の前をひっきりなしに選手が通過していく。
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ぐらいぺる。
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ひんかぴ。
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ばっらん。
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ほいくと
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ふらんく
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あんでぃ

で、TTのウォームアップ中とかは「仕事中」なので無愛想な選手たちも、ステージを行き来する間はかなりフレンドリー。だいたいステージを下りてから2〜3回は立ち止まってサインや写真に応じている。こちとら日本くんだりから詣ったわけでなんとしても おツーショットなお写真をおゲットしたい! というわけで頑張ったよオレ。スゲー頑張ったよオレ。
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トム・ボーネン。妻とも撮ってくれた。

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ペテル・サガン

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世界チャンピオン、トル・フースホフト。妻とも撮ってくれた。彼はこのステージの勝者になった。

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フランク・シュレック
残念ながらアンディとカンチェラーラは混雑対策や取材のために、別ルートでステージを行き来したので遠巻きにみただけ。
持てる力を総動員してなかなかの成果。待ち構える場所も大事だけど、基本的に「その他大勢」の観客のままだと選手は止まってくれない。なんかしらの特徴や止まる動機が必要なのかなと感じた。他の観客が見送るだけのところ「ワタシはアナタにアウためニホンからやってきましたー!イッショにシャシンとってください!(えいご棒読み)」的大声を発しながら邪魔にならない程度に大きなアクションで存在をアピールしたり。あと熱心なファンが少なく、アジア人客がほとんどいなかったのが幸いしたか。ツール・ド・フランスとかだとこうはいかないんだろうな。
ちなみにこの日最強だったのが「子供・犬」のタッグ。これマジ最強。
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シュレック家の兄弟そろってこの術中にはまっていた。フランクとのツーショットは彼らのおこぼれだったのは秘密。あと、プレス証を下げたカメラマンたちが、ファンと記念撮影する選手に群がっていたのがなかなか興味深かった。選手のフレンドリーな雰囲気がよくでる写真になるのかも。
そんなこんなで精根使い果たしたらもうスタート地点には選手がビッチリ整列している。カベンディッシュと写真が撮りたかったけど、並んだ選手たちはもう仕事モードなので基本無視される。
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カベンディッシュはヒンカピーとずーっと話し込んでる。HTCは情報量が多いのか、周りの選手がカベンディッシュに今日のコースの塩梅を聞いてたりするのが興味深い。そういえばHTCのチームカーはどのチームよりも先行してレースの数十分先にコースを走ってたような印象。
その後はわらわらとスタートして少しずつ選手がはけていく。
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ツール・ド・スイスおっかけはこれでおしまい。レースでも興奮したけど、これはまた別の興奮でたいへん良いものだ。

この後は観光に切り替え。Grindelwaldからでてる登山電車を乗り継いで"トップ・オブ・ヨーロッパ" Jungfraujochへ。ユングフラウ鉄道の終盤は殆どトンネル。途中駅のEigerwandではアイガー北壁に開いた窓からGrindelwaldを見下ろす。
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次のEismeerでは崩落する氷河。
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窓越しだけどなかなかの見応え。終着駅のJungfraujochで海抜3454m。高地に弱い僕は2500mすぎたあたりからずっと頭が痛かった。プラトーテラスは普通に落ちたらヤヴァイ感じ。
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アフォでごめんなさい。最も高い位置にあるスフィンクス展望台はガスが濃くなってしまい景色がよく見えなかった。ってか頭痛い。だがしかし満足。
ユングフラウ鉄道はそうとうにいい値段だけど、全く景色が見えないことも少なくないらしい。また、中国やインドからの観光客がもっすごい増えてて最近はチケットの総発効数を制限してるらしい。僕らが購入した11時ぐらいで残り1000枚とかそのへんだった。まぁ下りてからガツンと晴れてて多少複雑な気持ちなんですががが
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ちなみにここがスタート地点の夕方の図。撤収早いね。21時すぎまで昼のように明るい。この後、滞在先のFribourgに戻ってトータル10日間ほどの旅でした。