埼玉車連はいいかげん大会名の中黒("・")削ったほうがいいと思う。
登録男子40〜49歳, 12/16位, 0:22:04.12, 38.06km/h, AP 187W, NP 189W, 体重58kg, Dugast Speed Diamond silk 22mm 10 bar / Veloflex Record 22mm 10 bar, 推定CdA 0.20
今年はあからさまに有酸素運動能力が低下しているので、ポジションもペース配分も保守的に。190Wターゲットで入り、「いけそう?ダメそう?」をしつこく自問し、ダメそうなら自信を持ってペースを落とす運用。
パワー(黄)と心拍数(赤)の推移 |
その甲斐あって美しい下げトレンド。今の身体でできるギリギリをちゃんと探れたと感じているので満足感は高い。
無理が効かない身体を使うにあたり、運動中に辛くなる要素をできるだけ排除しておきたい。ということで着座位置やペダリングの自由度を高めるためにサドルを下げ、かつ胴体は無理に下げようとせずに両肩が楽な位置をキープし、肩から手まで全体をリラックスさせ続けるように意識。
サドル高(というか胴体角)は空力への影響が比較的大きなファクター(小山 2013)なので、あまり下げる方向には操作したくなかったけど仕方がない。ある程度の領域からは空力とパワーのトレードオフはどっちを取っても似たような走速度に落ち着いちゃうと考えているので、最近のトレンドに沿って今回は安全にパワーを出す方向に振った。パワー出てないけど。
昨年仕様からの変更点。
- Dugast Speed Diamond silk(前輪のみ)
- Bioracer SpeedConcept TT with Nopinz SpeedPocket
- Nopinz/Aerocoarch AeroSockz™
前輪に入れたDugast Speed Diamond Silkはなかなか良かった。10 bar付近でもまったく硬さを感じない。指で触った感触はVeloflex Recordよりも固くて分厚いのだけれど、「乗ったら柔らかい」な感じはロード用のDugast Strada cottonと似ている。あとシルクケーシング初体験。雨が降らなくて良かった。
3着めの長袖スキンスーツ。Bioracer SpeedConcept TTはずっと欲しかったけどレディーメイドではXSサイズが無いので諦めていた。どこかに謎の放出品の類が転がってないかなーと探してたら、ゼッケンポケットで有名なNopinzが普通に売ってた。このサイズはBioracerに別注で作らせてるとのことでちょっとだけ時間がかかり、Bioracerから納品されたスキンスーツにNopinzが穴を開けてポケットを縫い付けて出荷してーの1か月ちょっとのレース前日に届いた。
「両面テープでゼッケン貼っていいのは中学生まで」ってマックで女子高生が言ってた pic.twitter.com/ZXYDscnNRT— 小山浩之™ (@0yama) May 7, 2017
残念ながら今年の埼玉TTはゼッケン位置が胴体側部という個人タイムトライアルらしくない残念規則なので、今回はSpeedPocketを有効活用できなかった。と、愚痴ってたら胴体側部にもポケットつけられるぜとNopinzの中の人が教えてくれた。が、うん、まぁいいよ。