(もっとわかりやすい形で後日測り直した。)
僕はワークアウトの90%以上を固定ローラーの上でやっているので、家の和室にはELITEのホームトレーナー"Crono mag"が常設してあります。PowerTapはレンタルしているものなので、その返却後の負荷の参考にとCrono mag上での速度と仕事率の変化を負荷装置のレベルごとに測ってみました。
黄色が仕事率、青が速度、緑がケイデンス、紫はトルクです。Crono magの負荷装置5段ごとにケイデンス80rpmを維持しながら、インナーロー(39x25)〜アウタートップ(52x12)までの速度と仕事率を測ろうとしたものです。負荷装置が5段階なのにカーブが6つあるのが判り辛さ爆発ですが、
- 負荷設定1でインナーのローからトップ
- 負荷設定1でアウターのローからトップ
- 負荷設定2でインナーローからアウタートップ(途中でフロントを変速)
- 負荷設定3でインナーローからアウタートップ
- 負荷設定4でインナーローからアウタートップ
- 負荷設定5でインナーローからアウター。途中で断念(ちょっ)
という内訳です。最後は足が持たなくてアウタートップまでもっていけませんでした。
で、「これを参考に今後のワークアウトの負荷設定に使える!」とか思っていたのですが、実際にL4ワーク中の平均仕事率と速度と、上記カーブ上での仕事率と速度は微妙に一致しません。前者の方が時速にして1〜3km/h高めで同じ仕事率が出てくる感じ。テストとワークアウト中とでは温度とか色々と条件が結構違うようなきがするので、その辺かなぁという気もします。なのであくまでも参考値ということで。
負荷装置がマグネットベースのものってはたして暖気運転がいるのか? とも思ったのですが、内蔵するパワーメーターのフィードバックでマグネット負荷装置を制御するSarisのPowerBeam Proのキャリブレーション手順でも
- キャリブレーション前に、5分間回してPowerBeamとタイヤのウォームアップ
- 時速18マイルを2分間維持
- 2分経過したらペダリング停止し、惰性で停止するまで放置
と暖気を要求してるみたいなので、軸受けとかもあったまってないと駄目なんでしょうね。ってかこのPowerBeam Pro、PowerTapより相当欲しい....