SRM自家校正

重り8.6kg、気温24℃。校正結果は
  • インナー 27.74Hz/Nm
  • アウター27.81Hz/Nm
今回の値と2010年9月のファクトリーキャリブレーション結果27.7Hz/Nmとでは0.3%程しか差が無かったので、slopeは27.7Hz/Nmのままで。

校正に出したばかりではありますが、いちおう自分ちでもあからさまなズレぐらいは確認できるようにしておきたいなと思って。そのためにも手持ちの機材で普段どんな値を示すのか把握しておかんと話にならんということで実施。
あんまり良い重りがみつけられなかったけど
  • オートバイ用極太ケーブル鍵
  • 加湿器のタンク水満載
  • 娘の人のランドセル(教科書入り)
の合計約8.6kgを加重してテスト。クランク長は0.165mなので8.6kg加重すると8.6[kg] x 9.81[m/s^2] x 0.165[m] = 13.92[Nm]のトルクが発生する。
手順自体はtarmacさんのブログのとほぼ同じだけど以前と同様に荷を吊るすクランク下の高さを稼ぐために前輪を椅子で高く持ち上げてる点と、重りがゴミ袋入りな点が異なる。あとはSRM Calibration.xlsを使ってインナーで左右それぞれ3回、アウターで左右それぞれ3回ずつ計測。
ちなみにアウターはShimano FC-7800(PDC130, 50T)、インナーはSpecialites T.A. Zephyr(PDC110, 34T)が付いてて、2009年4月の購入以来まったく弄ってないという。ときどきコレやって、年一回ドイツ送りって運用でいいかなー。

重りについてはFTP付近で平均的に発生するトルク25Nmを中心に、5〜50Nmぐらいのバリエーションで校正したいところですが、50Nmかけるには31kgの重りが必要で用意・運用するの大変なのでざっくりで。
今のところ「あからさまなズレを検知する」が満たせればいいので、重りの正確さについてはザックリでよい。が、ちゃんとやりたくなったら校正用に「てきとう」なバーベルを買ってきて校正済みの秤で計測した上で使うことになるか。高精度な重りを買うより多分安上がりかなと。
あとペダル軸にビニール袋吊るすんじゃなくて、重りを吊るしたチェーンをチェーンリングに掛ける方式でやりたいな。