第2回 スーパーヒルクライム 2011 in TOYO TIRES ターンパイク

初参加。当初ゴールタイムは55分前後かなとか思ってたら予想通りすぎる結果に全オレが涙。

  0h54'56" @ 211W, 53.6kg

低標高だし気温も低く、安定感のあるいつも通りの内容です。1分毎のスプリットパワー
終盤の尾根セクションの平坦・下りはほとんど踏んでない。

勾配の変化が少なく必要なギアを装備してれば一定テンポで登れる楽なコースなので、大きなタレや体の痛みもなく予定通り走れた。今回も事前に遺伝的アルゴリズムで順最適ペースをもとめておいて、それを簡略化した戦略でいきました。コースを
  1. スタート〜10.3kmまでの急斜面
  2. 10.3〜ゴールの尾根パート
と2つのセクションに分類し、セクション1は維持できる最大のパワー。傾斜が厳しい箇所はやや頑張り、緩む箇所ではややパワーを抜く。セクション2の平坦〜下りは基本的に踏まず、登り返しはガッツリ踏む。セクション2の頑張りはあまりタイムに影響しないので10.3km地点で垂れててもOK。そのかわりセクション1は10.3km地点で出し切るつもりで頑張る、という戦略。

今回は目標パワーは設けずに体感強度で調整。序盤からセクション1の終わる手前までオーバーペースにならないようにLTを探りながら、キツくなりすぎないようにの繰り返し。セクション2は向かい風がやや強く進まなかったけどスピードが乗った後は脚止めてる時間が長かったな。かわりにしっかり伏せてエアロに。
ゴール直前はさすがに追い込んだけど「終始追い込みすぎで中枢神経疲労→しばらく後遺症でトレーニングできない」みたいなのはこの時期避けたかったので概ねうまくいったか。とはいえ全力っすよ。楽しかった。


初めてのコースだったのでスプロケットの選定に気を使って、ほぼ試算どおりでこちらも満足。スタートから10.3km地点までの平均ケイデンスはいつもと同じ83rpmで、終始73〜95rpmの間で走れてた。レース中の実際の速度の分布
ほぼ事前のシミュレーション通り。速度とケイデンスから各ギアの滞在時間を類推すると
こちらも34x30Tで走ってる時間が圧倒的に長く試算通りの結果。こーしてみると「Tiagra 4600の12-30Tでもよかったんじゃね?」って気もするが、あざみラインとかの激坂コースへの出場を考えると今回のロード用STIレバー + XTR 9速RD + XTR 10速スプロケット11-34Tって装備を用意した選択は汎用性高くて良かったと思う。欲を言うと26Tと30Tの間にもう一枚あったらなー、と走りながら感じた程度かな。


今回は往路は新宿〜小田原をロマンスカーで快適に会場入りし、復路は山中湖経由で自走。そのため荷物は全部背中のポケットに収まるよう
  • 輪行袋 SL-100
  • 工具ポーチ
  • 電車での股間カモフラージュ用短パン
  • ウィンドブレーカー
  • 折り畳める薄いビニールのリュックサック(細かい荷物をまとめるため)
だけ。ウェアはビブショーツに半袖ジャージ+長袖ジャージ。これらの荷物と長袖ジャージをオフィシャルの荷物預かりに預け、パンフレットや参加証はもらわずに帰った。
タイヤの空気圧は事前に4時間(家をでてからスタートまでの時間)で何気圧空気が減るか調べて余計に入れておいた。

レース後は芦ノ湖に下って、乙女峠〜御殿場〜山中湖〜道志みちで相模原〜尾根幹経由で自宅、というルートで帰ってきた。橋本の手前で渋滞したけど143kmを6時間ちょい走って、休憩いれてだいたいトータルで約7時間。山中湖まではヘロヘロで先行き不安なところ、ここで34x34Tまさかの大活躍でことなきを得る。道志みち以降はわりとモリモリ(当社比)踏めて快適だった。あまり疲れずに家につけて良かったわ。