SRM 2012年の校正+その他諸々から帰ってきた

年に一度のサイクルでドイツに校正または電池交換に出してるんですが、今回はやや込み入った内容。
  1. 新しいチェーンリング取り付けと必要な加工
  2. 校正
  3. PressFit30なフレームに付けられるよう必要な加工または部品交換
みたいな依頼。

アウターリングは3万kmくらい使ってて流石に摩耗してたので交換を…と外してみたらシマノの素の板だとSRM Dura-Ace 7800 Compactにはつかないことが発覚。スパイダーアームの内径を少し広げるのと、固定ボルトを通す穴に座ぐり穴をつける必要があった。
PF30対応はすぐ必要ってわけではなくて、そのうち新しくフレーム買いたくなった時に困らないよう先行投資的な。今時のフレームだとBB周りの実質的な外周が大きいので、SRMクランク裏蓋に引っかかったりして加工が必要な場合がある。SRMの新しめのモデルだと対策されてるらしいけどうちのは2009年産。
いずれの加工もなるしまフレンドでガリっとやってもらう選択があったけど、本家SRMがどーいう対応してるのか興味あったのであえて頼んでみた。

で、7月末のMt.鳥海バイシクルクラシックを一区切りにして4週間オフをとるタイミングで、いつものようにアマンダスポーツにお願いしてみた。今回は4週間+1日で帰ってきた。電話で聞いた作業内容は
  1. チェーンリング加工+取り付け(新品の板を一緒に送った)
  2. ロジックボード交換
  3. ファームウェア更新(v1.9って?)
  4. 校正(slope 27.7Hz/Nm → 27.6Hz/Nm)
とのことで、PF30対応は特に何も無し。ってよくよく計ってみたらBBの逃げ部分の内径は49.5mmくらいあった。こちらのSRM Dura-Ace 7800 Standardっぽい個体を加工した話しをみると内径45mmを47mmに加工ってことなので、もともと49.5mmあるうちの個体は気にしなくてもいいのかなーという理解。んーこうなるとあとはもうその時が来たら考えよう。

ロジックボードは若干ダメージがあったそうで交換。ついでのファームウェアアップデートの意味が分からなかったのですが、最近出たSoftware Update 6.42.08を見ると最近の個体ではクランク側の電池残量を(たぶん)無線で調べられるようになったらしく、そのへんの対応機種にアップデートされてたら嬉しいなーと思ったけど確認はしてない。