みなさーんギア足りてますか?今週末はターンパイクのヒルクライムレースですね。今回は昨年の記事を使い回し参考に、ターンパイクを登る適切なギア比と機材を考えます。ちなみにタイトルはホッテントリメーカーで作ったものなので内容とは関係ありません。
自分がどのくらいのパワーで走っているのか見当をつけます。まずは過去のヒルクライムレースのコース、タイム、総重量を元に、物理シミュレーションをして推定パワーを調べます。シミュレーションには脳内サイクリングを使用します。
リストアップされているコースから参加経験のあるものを選択したうえで、走行時の総重量(体重・自転車・衣類などを含む装備一式)を入力します。この状態で自分のリザルトとおおむね合致するタイムが算出されるようにパワーを調節しながらシミュレーションを繰り返します。タイムと合致するパワーが、あなたが発揮できたパワーの推定値です。
より厳密にシミュレーションしたい方は、空気抵抗係数も調整してみても良いでしょう。大雑把な推定方法がいくつかありますが
ステップ1ので算出したパワーを元に、ターンパイクの物理シミュレーションを行います。このステップで注目するのはタイムではなく速度の分布です。
この57分1秒でゴールしている例では、ほとんどの時間を10〜11km/hで走行していることがわかります。後半の下りパートでは速度が大きくなっていますが、その滞在時間はとても短いものなので無視して構わないでしょう。過去のエントリでは代表的なゴールタイムにおける速度のヒストグラムを掲載しています。
ギア比とケイデンスから速度を計算する式はテキトウに探してください。こちらも過去のエントリで代表的なチェーンリング・スプロケットの構成でどの程度の速度をカバーできるのか述べています。オチをかいちゃうと殆どの人が1対1に近いギア比があった方がいいです :-)
最近のロード用コンポーネントは30Tくらいのスプロケットが普通に入るものがあるので、そーいった選択もよいと思います。筆者はMTB用のディレイラーとスプロケットを導入して昨年度大会を前34x後34Tで快適に走ることができました。
さて、手持ちの機材に不安がある方にとっては時間がありませんが、通販だともう間に合いませんね。自転車屋さんにごぉ
ステップ1 自分の体力水準を知る
※ パワーメーターをお持ちの方はだいたいご自身が1時間前後発揮できるパワーの目安は把握していると思いますので、ステップ2に進んで結構です。自分がどのくらいのパワーで走っているのか見当をつけます。まずは過去のヒルクライムレースのコース、タイム、総重量を元に、物理シミュレーションをして推定パワーを調べます。シミュレーションには脳内サイクリングを使用します。
リストアップされているコースから参加経験のあるものを選択したうえで、走行時の総重量(体重・自転車・衣類などを含む装備一式)を入力します。この状態で自分のリザルトとおおむね合致するタイムが算出されるようにパワーを調節しながらシミュレーションを繰り返します。タイムと合致するパワーが、あなたが発揮できたパワーの推定値です。
より厳密にシミュレーションしたい方は、空気抵抗係数も調整してみても良いでしょう。大雑把な推定方法がいくつかありますが
- アップライトなポジションのCdA = 0.024 x 体重[kg]^0.67
- ドロップポジションのCdA = 0.018 x 体重[kg]^0.67
- TTポジションのCdA = 0.013 x 体重[kg]^0.67
ステップ2 速度の分布を知る
つづいて脳内サイクリングで今回のターゲットであるターンパイクのシミュレーションをおこないます。ステップ1ので算出したパワーを元に、ターンパイクの物理シミュレーションを行います。このステップで注目するのはタイムではなく速度の分布です。
この57分1秒でゴールしている例では、ほとんどの時間を10〜11km/hで走行していることがわかります。後半の下りパートでは速度が大きくなっていますが、その滞在時間はとても短いものなので無視して構わないでしょう。過去のエントリでは代表的なゴールタイムにおける速度のヒストグラムを掲載しています。
ステップ3 機材を選択する
普段ヒルクライムでどのくらいのケイデンスで走ってますか?そのケイデンスを維持できるチェーンリング・スプロケットの組み合わせを用意します。このコースは極端に速度が低下するパートがあるわけではなく、基本的に一定の斜度が最初からずーっと続きます。一番軽いギアをその速度に合わせてあげればいいでしょう。ギア比とケイデンスから速度を計算する式はテキトウに探してください。こちらも過去のエントリで代表的なチェーンリング・スプロケットの構成でどの程度の速度をカバーできるのか述べています。オチをかいちゃうと殆どの人が1対1に近いギア比があった方がいいです :-)
最近のロード用コンポーネントは30Tくらいのスプロケットが普通に入るものがあるので、そーいった選択もよいと思います。筆者はMTB用のディレイラーとスプロケットを導入して昨年度大会を前34x後34Tで快適に走ることができました。
さて、手持ちの機材に不安がある方にとっては時間がありませんが、通販だともう間に合いませんね。自転車屋さんにごぉ