第7回埼玉県自転車タイム・トライアル・ロード・レース大会

2013年個人タイムトライアルシリーズ第1戦(自称)は、微妙に空回り。
0h14'30.859"@232W, 41.34km/h, B登録高校生〜39カテゴリー(10km) 8位
7km付近で普段見ない驚きの心拍数が表示されていることに気づいてしまい、「へあぁっ!?あわわヤベーの見ちゃった!」って感じで全身に衝撃が走ったのが本日のハイライト。ちなみにその後失速。次回からテープで隠す。

Photo by @nose_kensuke

昨年大会と同じパワーだけど20秒も遅い。優勝タイムから29秒遅れとダメダメな感じ。晴天で約1m/s往路追い風、復路向かい風。路面はきれい。
「リラックスしていた」と書けば聞こえはいいけど、正確には「ぼーっとしていた」だとおもう。スタートもわりと順番早いのに暢気にしてて、スタートの合図がどんな感じなのかとか全然確認できてなく、あれ?今のでスタートしていいの?的に一瞬間を置いてスタートしてたくらい。



体の反応や努力感は去年とほぼ同じ(序盤の"湧き出る不思議パワー"と、2/3からの"無慈悲なる心身攻撃")だけど、今年はとにかく脚が動かなくなっていく様子に驚いた。15秒のスプリットパワーの推移は去年とかなり近い。ただし今年は9km地点からの落ち込みが酷くて、下げトレンドのままゴールしてる感じ。
家に帰ってからこのスプリットパワーを確認して、走ってる間の感覚とずいぶん違うことに驚いた。前半はもっとパワーが出てしまっている感触だったし、折り返し直後はしっかり抑えていたつもりだった。ラストスパートしてたつもりが殆どかかっていない。

終わってみると自分の体力水準を正しく見積もることができてなかった。体の状態監視とパワーの調整はある程度できていたけれど、「今のCdAで優勝するには14分240W以上が必要。本番には発揮できるはず」という謎の自己暗示がかかっていて、ターゲットパワーを欲張って設定していた。ズタボロなペーシングだったけど、現在の体力水準は残念ながら去年とほぼ同じと見てよさそう。つまりもっともっと序盤を抑える必要があった。
さらに去年と違い1m/sの風が吹いていて、本来ならばそれに合わせた可変ペーシングを実行するべきなのに、まったく意識できていなかった。今シーズンの初レースとはいえ反省点だらけ。


個人タイムトライアルの醍醐味であるスタートまでの準備プロセスは去年とほぼ同じ。受付からスタートまでの時間がタイトでWUをちょっと短縮したくらい。受付自体はスムーズだったけど個人TT部門Iは10時25分から競技開始なのに9時30分受付開始だと、選手は準備する余裕が無くなるので次回は改善を期待したいです。


装備の方は今回からちゃんとしたTTバイク。
  • Cannondale Slice RS (size 50)
  • USE Tula Aero bar with Aero Pods(38cm)
  • Zipp Vuka R2C
  • Dash Cycles Stage.9
  • Planet-X Pro Carbon 82mm
  • Zipp Super-9 Disc
  • Veloflex Record 22mm(9bar)
ポジションは昨年のOrbea Orca TT仕様とほぼ同一。
  • パッドスタック: 505〜510mm (BB-パッド面)
  • パッドリーチ: 432mm (BB-パッド中央)
  • サドルセットバック: 50mm (BB-サドル先端)
  • サドルスタック: 663mm (サドル面-BB 垂直距離、サドル先端-5cm-BB直線距離だと665mmくらい)
  • エクステンションバーリーチ: 746mm (BB-Automatic shifter先端) 
Slice RSはサドルを垂直方向に調節できるので、サドル高はフレームスタック(500mm)+サドル面で計ることにした。パッドのリーチをあと1cmくらい伸ばしてもいいかも。サドルはもう少しだけ上げる方向を試したい。エクステンションバーは浅いSkiベンドにしたけど、45〜50°あたりのもっと曲がりが深いのが好みかも。

自家製バイザーの類いがUCIの文書で明示的に禁止されたのでバイザーは無しで。あとシューズカバーがSmart Aero TechnologyのOvershoesになったくらい。


今年はフル装備でのCdA測定と改善とか全然やってない。このへんからも去年ほどの必死さが無かったことを伺える。俺のバカ。次は2013年個人タイムトライアルシリーズ第2戦(自称) 第31回内灘サイクルロードレース個人RTTの予定。